ナチスやヒトラーの事を学べるおすすめの本13選!全て読む価値あり

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ナチスやヒトラーの事を学べるおすすめの本13選!全て読む価値あり

第二次世界大戦時に世界を震撼させた、ナチスやヒトラーに関連する本を探してる人はいませんか?

世の中にナチスやヒトラー関連の本はたくさんあり、過去の負の歴史から私たちが学べることはたくさんあります。

今回の記事では、ナチスやヒトラーの事を学べるおすすめの本について、13冊紹介させて頂きます。

紹介する13冊は全て良書なので、歴史好きな人は全部読んでも良いと思います!

本を読むなら、かさばらずにたくさんストックする事ができる「Kindle」を使うがおすすめです!

私は片手でも読める「Kindle Oasis」を使っています。軽くて持ちやすく、超おすすめです!

また「Amazonオーディオブック」では音声で本を楽しむことができるので、こちらも効率が良いです。 ぜひ、チェックしてみてください!

① ヒトラー演説 熱狂の真実

ヒトラー演説 熱狂の真実

ナチスが権力を掌握するにあたっては、ヒトラーの演説力が大きな役割を果たした。ヒトラーの演説といえば、声を張り上げ、大きな身振りで聴衆を煽り立てるイメージが強いが、実際はどうだったのか。聴衆は演説にいつも熱狂したのか。本書では、ヒトラーの政界登場からドイツ敗戦までの二五年間、一五〇万語に及ぶ演説データを分析。レトリックや表現などの面から煽動政治家の実像を明らかにする。

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内容 ヒトラーは演説の才能があった。人々を揺動したヒトラーの演説を、細かく分析
出版社 中央公論新社 (2014/6/24)
ページ数 286ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.2(評価の数:37人中)

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ヒトラーは演説の才能があった。

ヒトラーが得意とした演説を使った、ドイツ国民や海外に対するプロパガンダ・揺動の様子が、かなり詳細に描かれています。

ヒトラーは恐ろしいほど演説の才能があったと言われますが、なぜそれほどまでに人を駆り立てたのか?

ヒトラーの演説では、誰にも分かる簡単な同じ言葉を繰り返す手法や、「AではなくてBである」という対比、「もし〜ならば、〜だろう」という仮定法など、色々な技が巧みに使われていたとの事です。

単に才能を発揮したのではなく、人々を誘導できるように「演説の内容は念蜜に練り上げられていた」ということがよく分かりました。

「人はどんなことに魅力を感じるのか?」「どのように話せばインパクトを与えられるのか?」という事について学べる書だと思います。

② ヒトラーとナチ・ドイツ

ヒトラーとナチ・ドイツ

なぜ文明国ドイツにヒトラー独裁政権が誕生したのか?「人類の歴史における闇」ともいえるヒトラー政権時代。その数々の疑問に最新研究をふまえ、答える!ヒトラーの実像からホロコーストの真実までを描く決定版!

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内容 世界を震撼したナチス党の誕生から、破滅するまでの軌跡を扱う
出版社 講談社 (2015/6/18)
ページ数 368ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.3(評価の数:68人中)

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「ナチス・ドイツとは一体何だったのか?」「ヒトラーが成し遂げたかった事は何だったのか?」などが網羅的に解説されている書です。

数十人の弱小政党から独裁体制の確立、ヨーロッパ諸国への侵略戦争、そしてホロコーストに至るまで、ナチス党がしてきた事を良く知ることが出来ました。

ナチスとは、一言で言えば「ドイツ国民を脅かすユダヤ人を根絶し、ドイツ人の世界を作ると言う、ヒトラーの妄想の実現と言えると思います。

そのようなの政党を誕生させてしまった歴史的な背景から、現代社会における「言論の自由」に関する問題など、考えさせられるきっかけとなるような本です。

③ 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。

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内容 史上最悪と言われた、ドイツとソ連の戦争「独ソ戦」に特化して解説
出版社 岩波書店 (2019/7/20)
ページ数 248ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.3(評価の数:205人中)

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「戦場では無い 地獄だ」

まずはこちらの書籍の、このキャッチコピーに物凄い力を感じました!

日本人にとって第二次世界大戦とは、日本軍とアメリカ軍との戦いのような印象が強いかもしれません。

しかし、人類の歴史の中で最大の戦いは、独ソ戦にあったのです。

そんな独ソ戦について、ドイツ軍がソ連に攻め込むための「バルバロッサ作戦」の立案から作戦の経過、そして「絶滅戦争」という世界観について網羅的に学べます。

キャッチコピーの「戦場では無い、地獄だ」が示すように、独ソ戦の悲惨が表現されています。

ナチスが起こした「戦争」に興味がある人は必読です!

④ 完全分析 独ソ戦史―死闘1416日の全貌

完全分析 独ソ戦史―死闘1416日の全貌

1941年6月22日、ヒトラーは突如としてソ連領内への侵攻作戦「バルバロッサ」を開始した。以後、独ソ両国は寸土を血と鋼鉄で贖い、ドイツ降伏のその日まで1416日にわたる死闘を繰り広げた。本書は、戦史研究の第一人者、山崎雅弘が数多くの資料を精査、分析し、冷戦後発表の新事実を含め、独ソ戦を新たな視点から見直した戦史ファン必読の書である。

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内容 「独ソ戦」について、より軍事的な視点に特化した解説を詳しく行っている
出版社 学研プラス (2007/03)
ページ数 382ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.7(評価の数:10人中)

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上で紹介した「独ソ戦」について、詳しく戦況について語った本です。

ナチスが「バルバロッサ作戦」を開始しソ連軍を圧倒するところから始まり、「スターリングラード」での死闘、「ソ連軍の大反撃」「ベルリンの崩壊」まで、かなり詳しく解説しています。

「戦争」に特化した内容となっており、ありすぎるくらいの情報が詰め込まれています。

正直、全て理解するのが難しいくらいの情報量です!

独ソ戦の全てが解説されているので、独ソ戦の戦況の展開について興味がある人は読んでみてください。

⑤ ヒトラーに抵抗した人々 – 反ナチ市民の勇気とは何か

ヒトラーに抵抗した人々 – 反ナチ市民の勇気とは何か

「いつでも人には親切にしなさい。助けたり与えたりする必要のある人たちにそうすることが、人生でいちばん大事なことです。だんだん自分が強くなり、楽しいこともどんどん増えてきて、いっぱい勉強するようになると、それだけ人びとを助けることができるようになるのです。これから頑張ってね、さようなら。お父さんより」(反ナチ市民グループ“クライザウ・サークル”のメンバーが処刑前に十一歳の娘に宛てた手紙)

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内容 ナチスから支配される中、恐怖に打ち勝ちナチスと戦った人達を描く
出版社 中央公論新社 (2015/11/21)
ページ数 284ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.4(評価の数:29人中)

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戦争の経緯やホロコーストで失われた人々などが注目されがちな第二次世界大戦ですが、 ナチスの支配下ではナチスと戦った名もなき人々がたくさんいました。

極限状態になっても勇気をふりしぼり行動した人たちが紹介されており、 命を捨ててでも他人を守ろうとする人間の素晴らしい部分を知る事ができると思います。

「人間らしさ」や「守らなければならない尊厳」とは何かなど、考えさせられるきっかけとなるでしょう。

「日の目に当たらずに、散っていった勇気のある人達を世に出したい」と自分にとって新たな目標ができるきっかけになった本です。

映画『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』では、命を捨ててでもナチスの高官を倒す作戦を遂行する人達のことが描かれています。

こちらの映画はかなりハラハラ・ドキドキする内容となっていて、ナチスの恐ろしさが伝わってきます。

この映画もおすすめですので、是非みてみてください!

⑥ ナチスの戦争1918-1949 – 民族と人種の戦い

ナチスの戦争1918-1949 – 民族と人種の戦い

ナチスが主導した「民族と人種の戦い」とは何だったのか。第一次世界大戦の敗北からヒトラー独裁体制の確立、第二次世界大戦へ。ユダヤ人の絶滅を標榜しヨーロッパ全土を巻き込んだ戦争は、無差別爆撃と残虐行為を生み、最後には凄惨なホロコーストにまで行き着いた。本書はナチズムの核心を人種戦争と捉え、そのイデオロギーの本質を抉り出し、「狂信的な意志」による戦争の全過程、その余波までを描き出す。

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内容 戦前、戦中、戦後に渡ってナチスと戦争の事を描く
出版社 中央公論新社 (2015/9/24)
ページ数 339ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.1(評価の数:17人中)

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ナチスの戦争1918-1949 – 民族と人種の戦いは、ナチスとナチスが起こした戦争について網羅的に解説していて、今回あげる5冊の中では一番バランスが取れている本だと思います。

特筆すべき点は、ナチスが誕生する「前」から、ナチスが滅びた「後」の事まで紹介している点です。

ナチスがしている悪行の全てを知ることができなかったものの、ユダヤ人の迫害などに加担し見返りを受けていた当時のドイツ国民は、ナチスと共犯という立ち位置でした。

ところが、戦争終盤ではドイツはソ連攻め込まれ、ドイツ国民は悲惨な行為を受けることで「被害者」としての意識がかなり強く芽生えたようです。

結局は、戦争を始めた側にも被害を受けた側にも、「悲惨」しか生まれないということを改めて知ることができました。

⑦ ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌

ホロコースト―ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌

ヒトラー政権下、ナチ・ドイツによって組織的に行われたユダヤ人大量殺戮=ホロコースト。「劣等民族」と規定されたユダヤ人は、第二次世界大戦中に六〇〇万人が虐殺される。だが、ヒトラーもナチ党幹部も、当初から大量殺戮を考えていたわけではなかった。本書は、ナチスのユダヤ人政策が、戦争の進展によって「追放」からアウシュヴィッツ絶滅収容所に代表される巨大な「殺人工場」に行き着く過程と、その惨劇の実態を描く。

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内容 ユダヤ人の大虐殺「ホロコースト」に特化した内容を時代を追って解説
出版社 中央公論新社 (2008/4/1)
ページ数 282ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.1(評価の数:32人中)

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第二次世界大戦でナチスが行ったことは「通常」の戦争ではありませんでした。

ユダヤ人をはじめとする、ナチスが劣等とみなした人種の「絶滅戦争」でした。

「ホロコースト」の事実を知らずに、ナチスを知る事はできません。

この本では、戦前から戦争末期にかけて狂気を増していったホロコーストについて、詳細に解説しています。

おぞましい虐殺を行った場所として「アウシュヴィッツ」は有名ですが、その他の絶滅収容所についてはあまり話題に上がりません。

ソ連侵攻前にその責任追及から逃れる為に、その他の絶滅収容所は破壊され、消息を絶ったといいます。

ホロコーストについて、それまで世にあまり出てこなかった話にも細かく触れている良書です。

⑧ 悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える

悪と全体主義―ハンナ・アーレントから考える

世界を席巻する排外主義的思潮や強権的政治手法といかに向き合うべきか?ナチスによるユダヤ人大量虐殺の問題に取り組んだハンナ・アーレントの著作がヒントになる。トランプ政権下でベストセラーになった『全体主義の起源』、アーレント批判を巻き起こした問題の書『エルサレムのアイヒマン』を読み、疑似宗教的世界観に呑み込まれない思考法を解き明かす。

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内容 ナチスを例に「全体主義」が発生してしまう理由を紐解く
出版社 NHK出版 (2018/4/27)
ページ数 152ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.3(評価の数:36人中)

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本書は、ユダヤ人の思想家であるハンナ・アーレント(1906 – 1975年)著書の『全体主義の起原』を元に、全体主義がなぜ起きたのかを紐解く本です。

第一次世界大戦の敗北や世界恐慌により、経済的に大ダメージをくらったドイツでは、分かりやすい希望的な「世界観」が大衆を魅了したといいます。

そんな人の心情をよく理解したヒトラーは、分かりやすい言葉や表現で大衆に常に夢を与え続け、全体主義を作りました。

また、組織の中でホロコーストを推進したアドルフ・アイヒマンが、分かりやすい極悪非道人ではなく、全くの凡人だった事についても触れています。

アイヒマンは忠実にナチスの法に従っただけであり、自身に罪の意識は無いと主張したのです。

つまり誰でもアイヒマンのように、無自覚で残虐なことができる人物になりうることが分かります。

揺動される大衆や、淡々とナチスの法に従ったアイヒマンを例に、考えるのを止める事の危険性や、現代社会でも全体主義は起こりうる事を解説しています。

⑨ 西部戦線全史 死闘!ヒトラーvs.英米仏1919~1945

西部戦線全史 死闘!ヒトラーvs.英米仏1919ー1945

1939年9月1日ヒトラーのポーランド侵攻によって始まった第2次世界大戦。目まぐるしく変わる各国情勢から、独と英米仏連合軍との死闘、そして終戦に至るまでの軌跡を、ヨーロッパが戦場になった「西部戦線」を中心に、100点の地図と共に徹底的に解説する。

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内容 イギリス・フランス・アメリカとドイツにおける西部戦線について戦況を詳しく解説
出版社 朝日新聞出版 (2018/2/7)
ページ数 599ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.7(評価の数:4人中)

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上で紹介したようにナチス・ドイツはドイツの東側の国々へ攻め込み、ソ連とも壮絶な戦いを繰り広げました。

これを「東部戦線」と呼びます。

一方、ナチスは同時にイギリスやフランスとも戦争状態にあり、ドイツの西側の諸国と戦いを行っていました。

これらドイツよりも西側諸国との戦いを「西部戦線」と呼びます。

そして西部戦線には、やがて超大国であるアメリカが参戦することになるのです。

本書では、第二次世界大戦が始まる前のイギリス、フランス、ドイツ、アメリカなどの状態から、西部戦線が開始され終結するまでの戦いを詳細に解説しています。

上で紹介した「完全分析 独ソ戦史―死闘1416日の全貌」と同じ著者であり、西部戦線の「戦況」について詳しく解説しています。

戦争の軍事的な視点に興味がある人は、必見の内容となっています!

⑩ ナチスの発明

ナチスの発明

ナチスの発明と聞くと、ものものしい軍事兵器の開発という印象が強いかもしれない。 ロケットやジェット機をはじめ、確かにナチスは軍事分野で多くの発明をしている。 しかし、ナチスの発明はそれだけではない。 オリンピックの聖火リレーを最初に始めたのはナチスだった。今ではお馴染みの源泉徴収制度を作ったのもナチスなのだ。 今まで語られることの少なかった、ナチスの功罪の「功」の部分に光を当てた、いまだかつてないロングセラーがついに文庫化!

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内容 あまり触れられることのない、ナチスが発明した様々な物の紹介
出版社 彩図社 (2011/9/20)
ページ数 255ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.4(評価の数:48人中)

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ナチスの発明』では、ナチス政権が発明した様々なものが解説されています。

世界ではナチスは完全に負の歴史として扱われており、ナチスを語るのはタブーのような感じです。

しかし極悪非道なナチスも、今でも世の中に役に立つような多くのものを多く発明しています。

科学力のナチスと言われたほどに、ナチスのその技術力はかなり進んでいたんですね。

ナチスは「ジェット機」や「ロケット」など戦争に使うものは勿論、「源泉徴収」や「働き方改革の考え方」など、かなり先進的なことも発明していたようです。

ナチスが世界に残した良いことについて解説をする、かなり珍しい本です。

⑪ ナチスの財宝

ナチスの財宝

美術館建設の野望を抱いていたヒトラーが、各地で略奪した美術品60万点のうち、現在も未発見のナチス財宝は10万点を数える。今なおトレジャー・ハンターたちを惹きつけてやまない有名な「琥珀の間」や、悲劇の将軍・ロンメルの財宝など「消えた宝」のゆくえを追う、まるで冒険小説のようなルポルタージュ。ナチスと東ドイツの「亡霊」が浮かび上がってくる、教科書や歴史書には載っていないドイツ史がここに―。

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内容 ナチスが略奪してきた宝の数々を追うトレジャーハンターのような内容
出版社 講談社 (2015/5/20)
ページ数 256ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の3.7(評価の数:12人中)

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ナチスの財宝』では、筆者が趣味が高じてナチスが略奪してきた財宝のありかを追います。

世界で数々の略奪を繰り返してきたナチスは、その敗戦を迎える際に、略奪してきた財宝をどこかに隠したという伝説があります

その筆頭となる財宝がソ連から略奪した「琥珀の間」です。

イギリス空軍の爆撃にあい、琥珀の間は消失されたと言われていますが、それは本当なのか?

その昔、ナチスが列車で謎の木箱を運び、ある湖に沈めた姿が目撃された・・・・。

あるいは、謎の木箱の運搬を手伝わされたなど、様々な証言が残っています。

そんな謎に迫る一冊です!

⑫ 英独航空戦―バトル・オブ・ブリテンの全貌

英独航空戦―バトル・オブ・ブリテンの全貌

一九四〇年夏、イギリスの存亡を賭けた世界最初の航空決戦のページェント―バトル・オブ・ブリテン―チャーチル首相が『人類史上、かくも少ない人が、かくも多数の人を守ったことはない』と最大級の賛辞で語る戦いの全てを詳解。刻々と変化する航空戦を立体的に描いた決定版ビジュアル戦記。

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内容 イギリスとドイツの空の戦い「バトル・オブ・ブリテン」の経過にフォーカスした内容
出版社 光人社 (2003/2/1)
ページ数 387ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.6(評価の数:5人中)

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英独航空戦―バトル・オブ・ブリテンの全貌』では、第二次世界大戦期のイギリスとドイツの大きな空の戦い「バトル・オブ・ブリテン」にフォーカスして、解説されています。

その歴史的背景から、毎日のように出撃するイギリス・ドイツ両サイドの空軍の様子などが詳細に描かれていて、とても面白いです。

私はフランスからの撤退を描いた映画『ダンケルク』を観てから、映画に出てくるイギリス軍のパイロットの活躍がとてもカッコよく、第二次世界大戦期の戦闘機での戦いに興味を持ち始め、本書を読みました。

本書では時系列ごとの戦いに主眼が置かれているので、あまりナチスやヒトラーの要素は出てきません。

しかし、もし戦闘機での戦いに興味を持っているなら、ぜひチェックしておきたい一冊です!

⑬ 第三帝国 ある独裁の歴史

第三帝国 ある独裁の歴史

第二次世界大戦の最中、金と資源の確保に追われたドイツ帝国は、植民地を徹底的に収奪し、捕虜の労働力利用も進める。ドイツ本国で760万人の外国人労働者は差別的待遇を受け、共同体維持のガス抜きにもされた。ヒトラーは領土を、国民をいかに支配したのか?

その統治の手法と欠陥を白日の下に晒す。

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内容 ナチスドイツの誕生から戦争、そして終焉に至るまでの暴力を分析
出版社 KADOKAWA (2021/2/10)
ページ数 264ページ
アマゾンカスタマーレビュー 星5つ中の4.4(評価の数:44人中)

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第三帝国 ある独裁の歴史』はドイツのナチスを研究する教授によって書かれたものを、和訳したものです。

ナチス専門の教授が書いているだけあって、かなり情報量が多く、この記事で紹介する書籍の中で最も奥が深い内容となっています。

また文章力や表現豊かで、これを日本語に翻訳したのも素晴らしいです。

ナチスがしてきたことについて、当時のナチス党幹部や関係者の発言を引用することで、そこに見え隠れする本心や行動原理を裏付けするように説明しています。

現地の研究者の目によって書かれた、真実の書かれた本物の書籍です。

ぜひチェックしてみてください!

おわりに

今回の記事では、負の歴史であるナチスやヒトラーの事を学べるおすすめの本について紹介しました。

同じ悲惨を繰り返さない為にも、過去の負の歴史を学ぶ事はとても大切です。

上で紹介した本について、ぜひ読んでみてください。

本を読むなら、かさばらずにたくさんストックする事ができる「Kindle」を使うがおすすめです!

私は片手でも読める「Kindle Oasis」を使っています。軽くて持ちやすく、超おすすめです!

また「Amazonオーディオブック」では音声で本を楽しむことができるので、こちらも効率が良いです。 ぜひ、チェックしてみてください!

このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。

今回はこの辺りで。

それではまた!