【映画】『シンドラーのリスト』レビュー!第二次世界大戦を描く傑作

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【映画】『シンドラーのリスト』レビュー!第二次世界大戦を描く傑作

ナチス支配下にあったポーランド。

その中でユダヤ人は大変な「迫害」に遭っていました。

そのような時代の、ナチスの党員でありながら多くのユダヤ人を救ったオスカーシンドラーに関する映画『シンドラーのリスト』は、必見の傑作です。

今回の記事では、映画『シンドラーのリスト』についてレビューします。

1. 歴史背景と映画

歴史的背景

1939年にナチス・ドイツはポーランドに侵攻し、イギリスとフランスがナチス・ドイツへ宣戦布告する事で、第二次世界大戦は勃発しました。

1939年9月1日
ワルシャワにて侵略するナチスの戦闘機に向けて
銃撃するポーランド軍(出典:Wikipedia)

ナチスの戦争の目的は、アーリア人(ヒトラーが真のドイツ人だと信じている人種)の世界を作る事であり、その為に達成する手段は主に以下の二つがありました。

  • アーリア人の住む場所(生存圏)を確保する為に、東側への領土の拡大
  • ユダヤ人や障害者など劣等(ヒトラーがそう思い込んでいる)人種の排除

ユダヤ人は劣等な人種だとみなされ、悲惨な迫害を受けました。

ワルシャワ・ゲットー蜂起当時のユダヤ人(出典:Wikipedia)

当初はユダヤ人を追い出すことを目的としていましたが、戦況が悪化するにつれに、迫害はやがて人種の全滅を目的とする虐殺へと発展していきました

ナチスが行ったユダヤ人に対する迫害を「ホロコースト」と言います。

ホロコーストについて理解するには『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』を読むのがおすすめです。

映画のポイント

オスカー・シンドラー
1908年4月28日 – 1974年10月9日
(出典:Wikipedia)

映画『シンドラーのリスト』は、そのような悲惨な時代を生きたユダヤ人と、オスカー・シンドラーという一人の実業家に関する話です。

ナチスの党員であった実業家のオスカーシンドラーは、当初は金儲けのためにポーランドへ入ります。

最初は金儲けや女遊びなどにふけっていますが、ナチスのユダヤ人に対する目に余る行為に徐々に良心の呵責が生まれてきます

やがて自社の工場で可能な限り多くのユダヤ人を雇い、最終的にすべての資産を費やしてユダヤ人の命を救います。

シンドラーの工場(出典:Wikipedia)

『シンドラーのリスト』は、実際に起きた悲惨な歴史と、その中で戦った偉大な人物に関する実話を基にした、壮大な映画です。

実際のストーリーについては、映画を手にとってぜひ観てみてください!!

2. 戦争は常に人の最悪を引き出す

人間がしたこと

映画では、現代の私たちからは到底考えられない残虐な行為が、とてもリアルに描かれています。

収容所に入れられて、ナチスの気まぐれであっさりと殺される人たち。

(出典:Wikipedia)

子供だろうが女性や老人だろうが関係なく、あっけなくその場で簡単に殺されます。

中でも、収容所に運ばれるために家畜用の貨物に無理矢理押し込まれ、かなりの過密状態で酸欠を起こしそうになっているユダヤ人の姿は、悲惨そのものでした。

人間の姿

対照的に、優雅な生活をしながら毎晩のように酒を飲み遊び尽くすナチス。

ナチスはユダヤ人を劣等人種だと本気で信じていて、ユダヤ人を根絶する事に対して何も疑問を持っていないように見えます。

しかしこのようなナチスでも、ナチスの仲間たちや愛人には私たちのようにごく普通に接します。

人間は与えられた環境により、どんな形にでも姿を変えるということを、認識させられました。

映画の中で、とても印象に残った言葉があります。

戦争は常に人の最悪の部分を引き出す

平和な時は人は良い部分しか出さない

この言葉は、戦争や人間の本質を本当によく表している言葉だと思います。

3. 人が理不尽と戦い続ける意味

(出典:Wikipedia)

映画を通じて歴史を学ぶ

シンドラーのリストを始めとして、戦争系の映画は残酷で見るに耐えがたい描写もあります。

しかし、そのような映画を見ることにより、過去の惨劇から歴史を学ぶことができます。

シンドラーのリストで、「何故私を殴るのか?と聞いたら「何故私を殴るのかと聞いたからだ」と答えた。」

と言うセリフがあります。

これは正当な理由なく暴力を振るわれる理不尽な状況と、そのような環境下でどうすることもできない迫害された人々の苦しみを感じる事ができるセリフです。

これは実際に歴史で起きたことです。

私たちができること

Ghet Krakow 3(出典:Wikipedia)

人は本来、必ずしも合理的な行動する生き物ではありません。

ユダヤ人を虐殺する事はコストもかかるし、戦争に勝つ為に行う行為としては全く合理的ではありません。

ナチスのように、理不尽で合理的でない行動が悪に向かうとしたら、私たちはそれに対して全力で戦う必要があると思います。

現代社会においても世界に目を向けると、差別や理不尽な環境で生きている人々がいます。

彼らに対して何か貢献することが、グローバル人材としての義務であり、我々がシンドラーのリストから学ぶべきことだと思います。

おわりに

今回の記事では、映画『シンドラーのリスト』についてレビューしました。

これまで観た戦争映画の中でも、かなり良心に訴える映画でした。

これ以外にも下の記事にてナチス系の映画について紹介しているので、良かったら読んでみて下さい!

このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。

今回はこの辺りで。

それではまた!