英語の今後の重要性は?将来世界で活躍するために英語力を伸ばそう
最近は「人工知能」が発達し、ITによる翻訳の精度がかなり向上しています。
また昨今のご時世から、人はあまり移動しなくなる生活になる、と考えている人もいるでしょう。
そんな中「今後は英語は人生でそんなに重要じゃないのでは?」と思う人も多いと思います。
今回の記事では、今後の英語の必要性について、解説していきます。
1.暗雲立ち込める日本経済
日本の人口減少
総務省による2021年の「国勢調査」が発表されました。
そこで衝撃的な事実が発覚したのですが、なんと2010年〜2020年の間で人口上位20か国の中で、唯一日本のみが人口減少に陥っているのです。
世界一の先進国であるアメリカも人口は増えており、日本と同様に成熟しきっていそうなドイツでさえ、人口は微増しています。
人口が経済にもろに影響していることは、誰にでも分かると思います。
当然、人が少ないと物が買われないため、今後日本が大きく経済発展することは考えにくいです。
日本の将来への不安
実際に日本の将来の経済を不安視する声が、政策となって現れてきています。
政府は「Nisa」「iDeCo」のなど、税制優遇措置を導入することで、国民に資産運用を促しています。
これは、年金の力では国民を支えることはできないので「個人が資産運用をして、自分で将来に備えて下さい」というメッセージに他なりません。
はじめてのNISA&iDeCoそして「老後には資産2000万円必要になる」という事が話題になりましたね。
後ほど政府はこの発言を撤回しましたが、このコメントからその大変な事実に気づいた人も多いのではないでしょうか。
そして、ここに来てのコロナインパクトです。
ただでさえ暗雲立ち込めていた日本の経済にウイルスの猛威が襲いかかり、日本の経済はかなり将来には不安があることがわかると思います。
2.今後の英語の必要性
外国に依存する必要性
上で紹介したような日本の状況を考えると、日本だけを舞台に生活していては、落ち込んでいく一方だと考えた方が良いでしょう。
今後は英語を駆使して、日本だけではなく世界を巻き込んだ仕事をしていく必要があります。
海外向けにビジネスを推進したり、来日する外国人向けのインバウンドビジネスに、力入れていく必要があると思います。
また、究極は海外移住もありだと思います。
日本は確かに安全で住みやすい国ですが、力強く発展しているアジアの国に住むのも、今後の選択肢としてはありかもしれないですね。
こういった状況を考えると、やはり英語は仕事でもプライベートでも重要になってきます。
将来、世界で生き残る為も、英語の勉強はしっかりやりましょう。
AIの限界
確かにIT技術の発展は著しく、最近ではAI翻訳がかなりの精度になってきています。
しかし『人工知能は人間を超えるか』によると、実は翻訳には「感性」や「経験」が必要になるということが紹介されています。この本で紹介されているのが、例えば「He saw a woman in the garden with a telescope.」という英文があった場合に、人間なら簡単に「彼は望遠鏡で、庭にいる女性を見ました。」と訳せます。
もちろん確実な事は言えませんが、庭にいるのは女性で、それを遠くから男性が覗いている事を容易に想像できます。
しかし、AIだと「社会通念」や「感性」が無いため、庭にいるのが誰だか明確に考えることができず、曖昧な翻訳になってしまうのです。
よって、確かに稼働削減という意味ではAI翻訳も導入が進むと思いますが、人間が翻訳することの重要性は今後も失われないでしょう。
おわりに
今回の記事では、今後の英語の必要性について、解説しました。
世の中は常に変化し続けています。
その変化を感じ取り、将来に備えてどんな準備が必要かを考える事が大切です。
世界で生き残るためにも、英語はきっと今後も重要なスキルとなるので、これからもしっかりと勉強していきましょう。
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今回はこの辺りで。
それではまた!