2020年冬の観光地は人が少ない?栃木県は湯西川温泉に行ってみた。
2020年に入ってから新型コロナウイルスの影響で、日本を訪れる外国人は激減しているようです。
外国人の観光客が少ないだけでなく、暖冬で雪が降らないことにより、今年の冬の観光地は大ダメージを受けているとの事です。
私は2020年2月9−10日の日程で、栃木県日光市の『湯西川温泉』へ訪れました。
今回の記事では、最近の訪日外国人の観光客の状況について、湯西川温泉の最新の状況を元にご紹介したいと思います。
当時はもともと予定していたこともあり止むを得ず旅行に行きましたが、今は日本国内や海外への旅行に自粛が必要だと思います。(本記事は2020年2月10日作成)
1. 観光地の暖冬の影響はいかに?
東京・浅草駅から東武鉄道に揺られること2時間30分ほど、湯西川温泉駅へ到着しました。
現地へ到着してまず驚いたのが、2月上旬にも関わらず雪が異常に少ない!!
通常、湯西川温泉では毎年12月の下旬あたりから雪が降りはじめ、1月〜2月は白銀の世界となります。
それもそのはず、今年の冬は暖冬と言われており、皆さんも体感している通り例年よりとても暖かい冬となっています。
気象庁の1月下旬の発表でも、向こう3ヶ月間も例年に比べて暖かくなる見通しを立てています。
降雪量も少ない見通しが出ており、冬はすぐに過ぎ去ってもうすぐ暖かくなってきそうな雰囲気さえあります。
湯西川温泉でも、雪の量について去年の同じ場所と比べてみると、その差は一目瞭然!
今年は異様に気温が高く、いつも大雪が降るような場所でも、穏やかな天気となったようです。
ここで問題なのが、暖冬であることにより冬の観光地への影響は大きく、観光客減少により経済的な打撃が出てきた事です。
湯西川温泉では、冬には小さなかまくらの中に火を灯して幻想的な世界観を作り出す『かまくら祭』が毎年開かれます。
今年は1月31日から開催されましたが、雪が少なかったので開催の際して他の場所から大量の雪を運び入れたとのことです。
ここ湯西川温泉だけでなく、かまくら祭のような雪に依存したイベントを開催するような場所は運営が困難となり、観光産業に大きなダメージを与えた事でしょう。
2. 新型コロナウイルスが追い討ちをかける
新型コロナウイルスが世界各地で猛威を奮い、日本に来る外国人の観光客の数は激減しています。
一部の報道によると、新型コロナウイルスにより、旅行を取りやめた中国人の数は40万人にもなるとのこと。
ここ湯西川温泉に来てからも、例年より外国人の数がとても少ないことを感じました。
私は3年連続で湯西川温泉へ訪れていますが、観光客のかなりの多くが中国人をはじめとする外国人でした。
湯西川温泉では外国人の観光客を呼び込むことに大変力を入れており、街の至る所では外国人向けの看板がみられます。
いつもは中国人を中心に、外国人で賑わう湯西川温泉。
しかし、今回の旅行では外国人はほとんど見つけることが出来ませんでした。
今回私が宿泊した温泉宿の女将さんにも伺いましたが、中国人の観光客の数が昨年から一気に減ってしまったとの事です。
確かに私が宿泊した当日も、外国人の姿は見られませんでした。
暖冬と、新型コロナウイルスによる外国人観光客の減少のダブルパンチにより、日本の冬の観光地は悲鳴をあげているようです。
3. 湯西川温泉はおすすめ
今回私が訪れた湯西川温泉は、浅草から特急で一本で行けてアクセスがとても便利で、東京近郊にお住まいの方にはお勧めです!!
湯西川温泉は頑張れば東京からでも日帰りで行けてしまう距離で、本格的な温泉を楽しむことが出来ます。
また先ほどご紹介した『かまくら祭』や『平家の里』など、観光する場所にも困りません。
今回の旅行では『高野旅館』という温泉宿へ宿泊させて頂きました。
女将さんがとても優しく、食事も美味しくて大満足でした!!
4. 観光産業にダメージは大きいが自粛は必要
新型コロナウイルスの影響は大きいです。
今回私が温泉旅館を検索した際は、普段より多くの空室があったり、観光客を呼び込むためのキャンペーン価格が適用されている旅館がありました。
外国人観光客の減少により観光地には人が少なく、値段は通常価格よりも下がっている傾向にあります。
当時はもともと予定していたこともあり止むを得ず旅行に行きましたが、今は日本国内や海外への旅行に自粛が必要だと思います。(本記事は2020年2月10日作成)
観光産業へのダメージはありますが、感染拡大を防ぐためにも一人一人が意識して行動するべきだと思います。
今回の記事では、暖冬と新型コロナウイルスの影響による観光客数へのインパクトについて、湯西川温泉のリアルな状況をもとにご紹介しました。
このブログでは、私の学生時代でのアメリカ留学の経験や海外ビジネス、またプライベートでの経験を元に、皆様の為になるようなグローバルでの情報を、どんどん発信します。
たまにこのような旅行記事も書きます。
宜しくお願いします!
それではまた。