サラリーマンだからこそ得らる経験とは?
自分のビジネスを立ち上げて大金持ちになるような人は、サラリーマン生活は時間の無駄と言わんばかりの発言をします。
しかし、サラリーマン生活が価値のあるものにするか否かは、本人次第です。
今回の記事では、私が思うサラリーマンだからこそ得らる経験について、紹介させて頂きます。
1. 会社・ビジネスの仕組みを体験できる
収益のための仕組み
会社で働いている人の中には、就活がうまく行かずに、自分の不本意な仕事をせざるを得ない場合もありますよね。
しかし、会社には収益を上げるために確立された仕組みがあります。
どんな会社に入ったとしても、その会社がどのように稼いでるか、儲けの仕組みを体験する事が出来ます。
お金は、一生付き合わなければならない人生の中でとても大切なリソースであり、お金を上手にやりくりする事が人生を豊かにすることと密接に関係しています。
会社はお金の教育を受けていない日本人にピッタリ
しかし、日本の教育ではお金を儲ける仕組みについて教えることをしないので、若者にとって大学での特定の専攻や自分で勉強しない限り、お金の儲けの仕組みを経験することはありません。
日本では、お金を語ることはある種のタブーのような扱いになっている気にさえなります。
そんなお金の儲け方を知らない若者に、儲けの仕組みがすでに作り込まれていて、しかもそれを実経験を持って体現する場所を与えられるのが会社です。
学生のうちから大学を卒業したら起業しよう!サラリーマンは無駄だ!という人がいますが、お金の回り方を何も知らない学生がいきなりビジネスを起こすのはやはり無理があります。
そのような若者に対して会社はむしろ、起業を目指すために基礎知識・スキルを得られる場となります。
2. 自分の仕事にレバレッジをかけられる
レバレッジという言葉は知っているか?
「レバレッジ」とは、借入金や社債などを利用して投資をすることで、利益率を高める方法をいいます。
株やFX取引をやっている方なら馴染みのある言葉かと思いますが、例えば自分の手持ち資金が100万円だとしても借入をして100万円以上の資金で投資を可能にすることにより、大きく利益を出すような手法となります。
投資の世界では自分が持っている資金以上のお金を運用することで大きく利益を出せる可能性もあれば、自分が持っている資金以上に損益を出す可能性があり、リスクが非常に高い運用方法となってしまいます。
しかし、実はサラリーマンは自分の仕事の大きさに、無リスクに近い形でレバレッジをかけられるのです。
仕事にレバレッジをかけ、損失は会社が盾となる
社員を雇うような会社が行っているビジネスは、たいてい自分一人で出来る範囲を超えています。
勿論、ごく少人数で運営している会社もありますが、社員を募集しているような会社は大抵は数十人から数百人規模の大きさの会社が多いと思います。
そのような規模の会社では、数千万から数億円規模の取引を経験させて貰えることもあったり、またその仕事で損失を出してしまったとしても直接その損害が自分に降りかかることは無く、会社が盾となります。
これは会社の雇用主と従業員という関係だから可能となるのです。
従業員は奴隷のような言い方をされる方もいますが、経験が無いからこそこのような安全にレバレッジをかけられる環境で仕事をするのは、人生経験においてすごく魅力的なことだと思います。
最近の日本では、老後の資産に2,000万円の貯蓄が必要という噂があったり、終身雇用も崩壊しつつあり、先行きが不透明な時代となりました。
このような状況を背景に、会社で働いているサラリーマンに対して副業を推奨する動きがあります。
おわりに
今回の記事では、サラリーマンになることのメリットを2点あげました。
サラリーマンでいることの利点はまだまだ他にもあるので、別の機会にご紹介できればと思います。
サラリーマンのメリットは生かすも殺すも本人次第なので、ちゃんと目的意識を持ったサラリーマン生活をしましょう。
サラリーマンについては沢山記事を書いているので、以下のまとめ記事をチェックしてみてください!
このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。
今回はこの辺りで。
それではまた!