アメリカの一流大学を最短で卒業する方法!就活・自己分析編

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アメリカの一流大学を最短で卒業する方法!就活・自己分析編

たったの3年3カ月間で、アメリカで短期大学への入学から四年制大学を卒業した私の経験を元に、一流のアメリカの大学を最短で卒業する方法について、シリーズ化してご紹介します。

前回は大学卒業後の就活のポイントについて、解説しました。詳しくは以下の記事をご確認ください。

今回の記事では、海外大学に所属(あるいは卒業)して日本で就活する人へ、自己分析のポイントについて、ご紹介します。

日本や海外のどんな大学に所属している場合でも、自己分析が大切なことに変わりありません。

しっかりと自分と向き合い、留学した経験を就活でも活かしましょう!

1. 海外留学に至った背景を振り返ろう

異例のアイデンティティのルーツを探る

そもそもの話ですが、海外大学生が日本の大学生と決定的に違うところは「海外の大学に通っている」という異例の環境です。

海外大学生にとって、海外にいるということ自体がその人のアイデンティティの一つとなるので、自分の軸を知る意味で「何故、自分は海外大学に所属しているのか?」をしっかり振り返りましょう。

日本はまだまだドメスティックな環境で採用が行われているので、海外大学の学生は非常に珍しいです。

採用する側にとっても「なぜ海外大学なの?」という事は物凄く興味があります。

私の場合は、当初日本の大学に所属していましたが、その時に行った一連の海外旅行が
アメリカの大学へ進学するきっかけを作りました。

香港を初め、旅行で訪れた様々な国で見た世界の景色は、10年前の私に強烈な刺激を与え、

「将来は世界の人々に貢献する」という人生の目標を作り、アメリカの大学へ進学する決意をしました。

2009年 香港 
チョンキン・マンションにて

日本とは違う場所にいた人生のドラマ

人によっては、親の仕事の関係で幼少時代から海外で過ごして、そのまま現地の大学生になった方もいるでしょうし、私のように大学からいきなり海外の人もいると思います。

いずれのパターンも、海外大学生というのは特殊な存在で、海外で学生をしていること自体がドラマです!

このそれぞれの「ドラマ」を採用側は知りたがっています。

なので、まずは「何故海外大学生になったのか?」「何故日本じゃないのか?」をしっかりと振り返り、説明出来るようにしましょう。

2. 海外で何を得たのかを深掘りしよう!

厳しい海外生活を乗り越えて得たものは?

海外へ留学していること自体がドラマになるのは事実ですが、本当に大事なのは「そこで何を(経験・スキル)得たか?」です。

私の所属していたアメリカ・カリフォルニア州のサンタモニカカレッジには、残念ながら堕落した日本人が多くいました。

日本人同士でつるみホームシックになるか遊び呆けて、大きな目標を達成せずに帰国する人、が多くいたように思います。

しかし、せっかく海外大学へ進学しているのだから、日本では得られない経験を得て、一回り成長して帰国することはとっても大事だと思います。これマスト用件!

海外に来て遊んで帰るだけでは、全く意味がありません。

むしろ、採用側は海外大学というだけで、その特殊な環境にて得た経験・スキルに大変興味があり、これをうまく説明出来ないと拍子抜けになってしまいます

私の場合は、アメリカでのディスカッションする形式でのクラスを通じて、様々な人種や意見が交雑する中でのコミュニケーション力を深く学んだと思います。

これは現在私が行っている、世界の様々な意思決定者を巻き込み結論を導いていくスタイルの海外営業にとっては、非常に大切なスキルで、今でも仕事に活かしています。

得たものを明確に言葉にできるようにする

海外の大学では、クラスが海外現地のスタイル・言語で行われ、文化・価値観の異なるメンバーがたくさんいます。

更に、日本とは物理的な距離も離れているので、日本人にとって海外大学はハードシップがめちゃくちゃ多いです。

日本の大学に所属していた経験を持つ私から言っても、海外大学を卒業することは日本の大学を卒業することよりも何倍も大変だと断言出来ます。

そんな辛い環境を乗り越えてきた皆さんには、学生生活で得た経験が必ずあるはずです!

その経験・スキルをアピールするために、自分の学生生活で学んだことについてしっかりと深堀し、説明出来るようにしましょう!

3. 海外での経験をどう会社に活かせるか?

働くイメージを持とう

「海外大学進学に至った理由」と「学生生活で何を得たか」を深掘りできれば、あとはそれをどう仕事に活用するかを深堀していきます。

どんな企業にも言えることですが、採用側は会社の業績向上に貢献出来る人材を探しています。

それはポジションが営業だろうが、人事だろうが同じ事です。

例えば、

  • 案件を受注する事で、会社に利益をもたらす=営業ポジション
  • 優秀な人を採用する事で、会社に利益をもたらす=人事ポジション
  • 強いサービスを開発する事で、会社に利益をもたらす=技術ポジション

などのように、どんなポジションも最終的には会社の利益を上げることを目的に存在しています。

つまり、自分がどのように会社の利益を上げることに貢献するか、働き方イメージを持つ事が必要です。

働くイメージを持つには企業研究も大事

例えば私の例では、海外で価値観の異なる様々な人種の方達と、数々のグループワークをこなしてきた経験を活かして、

  • グローバルな環境でチームを作って共通のゴールを目指すため、一人一人のメンバーの心情を考慮して度重なるアプローチを行い、メンバーの信頼を得ることが出来る
  • 仲間達と意識の違いが頻発する環境で、プロジェクトの成功がもたらす価値を粘り強くアピールし、プロジェクトに対する共通の責任感を意識づけることが出来る

といった形でアピールしていました。

つまり、どのように会社に貢献するかを説明するには自己分析はもちろん、働きたいポジションの研究=企業研究も必要となります。

だから企業研究もとっても大事なのです!

企業研究の仕方については別の機会で詳しくお話します。

おわりに

あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析

今回の記事では、自己分析のポイントについて説明しました。

海外の大学に進学した理由やそこでの学びについては、採用側にとってとても興味のあることですので、しっかり説明出来る必要があります。

また、能力が高かったり経験が多いだけで実際に仕事が出来なかったら、企業にとって採用するメリットがありません。

なので、自分が海外で得た経験を今度はどのように会社に活かせるのか、しっかりと深堀し説明出来るようにしましょう。

このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。

今回はこの辺りで。

それではまた!