アメリカの一流大学を最短で卒業する方法!第2回〜留学準備編〜
私は学生時代にアメリカのサンタモニカカレッジ(短期大学)へ入学し、その後カリフォルニア大学デービス校(四年制大学)に編入し、卒業しました。
サンタモニカカレッジへの入学から四年制大学を卒業するまでの期間を、トータルで3年3ヶ月間で終えました。
周りの人と比べてみても、かなり早く卒業出来た部類に入ると思います。
私が行ったアメリカの一流大学を最も効率良く最短で卒業した方法について、シリーズ化して紹介します。
今回の記事ではシリーズ第2弾として、留学前の準備で大切なことについて、ご紹介させて頂きます。
1. 自分の目的にあった留学先を選ぼう
留学の目的を明確にする
留学先の選定は非常に大事です。
目指すべき大学は、以下のように考慮する点は沢山あります。
- どの国のどの州の大学にするか(環境)
- 私立・州立大学どちらの方が良いか(コスト)
- どのレベルの大学を目指すか(教育水準・学歴)
- どの学部にするか(学びたいこと・将来像)
- 大学がある場所の立地や治安はどうか(生活)
考慮する項目は沢山ありますが、前回の記事「留学前の心構え」で記載したように、留学の目的を明確にすることがとても大事です。
留学の明確な目標を予め定めることが出来れば、おのずと目標とする大学はあるていど決まってくると思います。
(参考)前回の記事↓
それでも、夢もひろがるので、色々と選択枠が出来てしまうと思います。
しかも海外のことなので日本の大学とは違い、気軽にオープンキャンパスなど見学に行けるわけではありません。
もし色々な選択枠の中で決めかねている場合は、最終的には直感が頼りになると思います。
私の場合は、アメリカのカリフォルニア州で知名度が高い州立大学を目指そうと決めました。
カリフォルニアを決め打ちにした理由は、過去にやっていた「夢のカリフォルニア」というドラマのタイトルの響きを気に入っており(ドラマ自体は見たことが無い)、もともとアメリカ西海岸の街に憧れを持っていたからです。
学費の高い私立ではなく州立大学を見たときに、カリフォルニア大学(University of California)が「バークレー校」「ロサンゼルス校」「サンディエゴ校」「デービス校」など、多くの名門大学があることから、カリフォルニア大学を目指すことにしました。
おすすめはコミカレからの編入
アメリカの四年制大学を目指す日本人にとって、四年制大学の学費はべらぼうに高いです。
なので、よっぽどのお金持ちでなければ、いきなり四年制大学に入学する人はいないと思います。
まず最初に二年制の短期大学(コミニティーカレッジ:コミカレ)に入学し、コミカレで必要な単位を取得して、単位を移行して四年制大学に編入するのが一般的です。
コミカレは学費を抑えられるだけでなく、四年制大学と比較して入学のハードルが低く、高校時代の高いGPAは求められずに、エッセイやその他の簡単な条件で入学出来ると思います。
(コミカレによって入学条件は異なるので、個別確認は必要!)
私の場合、カリフォルニア大学への編入率がアメリカで最も高く、また留学生が多くいるコミカレとして、まずはサンタモニカカレッジに入ることにしました。
振り返ってみれば私がサンタモニカカレッジをコミカレに選定したことは、とても良い選択でした。
親友と呼べる多くのアジアの友人を作ることが出来たし、カリフォルニア大学へも無事に編入することが出来ました。
結局のところ、留学先の選択が正しかったかは振り返ってしかわかりません。
しかし、成功の確度を高める為にも、自分の目標に合致した留学先の選定をしっかりと考えるべきです。
2. 入学までに英語力を鍛えよう
クラスでは発言することがすごく大事
日本人がアメリカの大学で勉強する際の大きな壁は「英語力」にあると思います。
授業やテストはもちろん全て英語で行われます。
日本語でも難しそうな「エッセイ」や「プレゼンテーション」までも、英語ネイティブの人と同水準で対応しなくてはなりません。
極め付けは「クラス内で積極的に発言することが大事」というアメリカの教育文化です。
プレゼンやスピーチであれば準備が出来ますが、クラス内での発言や議論への参加は、かなりのスピーキング力が必要となります。
クラスによっては大ホールで行われたり、理系の実験がメインのクラスなどであまり発言力を求められないかもしれません。
しかし、グループディスカッションが頻発するなど、クラスで積極的に発言をしなければ成績がつかないクラスも多いので、これを回避して通る道は基本的に無いと思っていた方が良いです。
よって、アメリカの短大入学前までにある程度の英語力を、特にスピーキング力について鍛えましょう。
音読を中心に勉強していこう
もし余裕がある場合は、英会話教室などに通うのが理想ですが、金銭的にも難しい場合が多いと思います。
そこでスピーキング力の鍛え方でオススメなのが、とにかく英語を声に出して音読しまくることです!
私は『DUO3.0』という教材をひたすら音読して鍛えました。出国前の半年間は毎日3時間は時間をかけて、DUO3.0の文章を全て暗記する勢いで繰り返し例文を声に出して読み続けました。
音読することによって英語のリズム感覚がわかるようになり、実際に会話するときも舌が良く回るようになります。
以下の動画も参考にしてみてください!
私の知り合いで、英語のスピーキング力の無さにコンプレックスを持っていたが、毎日ひたすら大きな声で音読を繰り返したことで、一年程でスピーキング力が著しく伸びた人を知っています。
音読は手軽に始められるので本当にお勧めです。
是非、時間を見つけてやってみてください。
3. 日本でやりたい事を済ませよう!体調管理には気をつけて
友達に会い、日本食を食べる
留学前の準備として一番大切なのは、心と身体の調子を整えておくことです。
留学を開始してからは、日本の家族や友人とはしばらく会えなくなってしまうし、日本の食べ物や日本でしか出来ない娯楽については、しばらく味わえません。
なので、日本でやりたいことをやり尽くしてから出国するようにしましょう。
上で予め英語力を鍛えることを推奨しましたが、英語力は留学先でグングン伸びるので、実は過剰に心配する必要はありません。
時間はかかってしまいますが、現地で英語学校(費用もかなり安い)に通ってから短期大学へ入る方法もあります。
体調管理の大事さ
それよりも、留学中メンタルを保つ為にも、日本でしっかりと友人と遊んだり、家族との時間を過ごすことにより、心身ともに健康を保って留学に備えましょう。
私の場合、留学前に他の国へ海外旅行をしようと、留学直前に香港旅行へ行きました。
アメリカ用のビザ申請を大使館にしていたので、パスポートが香港旅行出発日の朝になってようやく返ってくると言う、危うく香港旅行がキャンセルになるリスキーなことをしていました。笑
また、アメリカ出発直前にインフルエンザに感染してしまい、危うくアメリカ行きを延期する所でした。
それから何とか体調が回復し問題なく出国出来ました。
しかし体調を崩したことにより出国前に出来なかったことが色々とあったので、体調管理の大切さを身をもって知りました。
出国前はナーバスになり体調を崩すことも多いです。
留学を開始してからスタートダッシュを切れるように、出国前の体調管理は万全にしておいて下さい。
おわりに
アメリカ留学公式ガイドブック今回の記事では、留学前の準備について紹介させて頂きました。
※このシリーズでは、私の経験を元にアメリカの四年制大学卒業までの道のりを書いていますが、国や留学コースに関わらず応用出来るものだと思います。どんな形でも留学される方は、ご参考ください!
シリーズ次回では、いよいよ短期大学(コミカレ)奮闘編について、ご紹介させて頂きます。
このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。
今回はこの辺りで。
それではまた!