必見!英語の文法の勉強の仕方、基本アプローチの解説
英語を勉強し始めた初心者の人で、「英文法」に興味を持ち始めた人はいませんか?
英文法を勉強するにあたって、「英文法の勉強って必要なのか」「どのくらい勉強すれば良いのか」「勉強の仕方は?」など、色々と疑問に思う事も多いと思います。
今回の記事では、英文法の勉強の仕方の、基本的なアプローチについて解説します。
英会話力を伸ばしたい人も、テストで高得点を取りたい人も、英語初心者の方は必見の内容となっています。
1. 英文法の重要性
目を背けられない現実
英文法は英語の基礎で、英語力を伸ばすための土台でもあります。
上の図のように、「英文法」や「単語」「熟語」の知識があって、それをベースに「英会話」や「ビジネス英語」、またTOEICや大学受験などの「テスト」に対応できるようになります。
よって、単語・熟語と並び英文法は、絶対になくてはならない知識であり、英語を勉強する人の宿命として、多かれ少なかれ必ず学ぶ必要があります。
なので、どんなに英文法が嫌いな人でも、絶対に避けては通れない道だという事をまずは認めましょう。
英文法で挫折する人も多い
英文法は避けては通れない道にも関わらず、覚える文法は多く、覚えるのも大変です。
ここで、英語学習そのものを挫折してしまう人は多いですね。
特に、英文法の全体像が分からないから嫌いになるパターンは多いのではないでしょうか。
全体像を把握できないと、雲を掴むような話で、いつまでも永遠にゴールが見えない気持ちになると思います。
英語のテストでゴリゴリ高得点を狙いたいのか、それとも英会話力を伸ばして、外国人の友達を作りたいのかなど
将来的に英語力をいかして何をしたいのかによっても、到達すべき英語力は異なります。
よって、目的によって勉強方針を変える事が大切で、自分にあった学習スタイルを確立する事が必要です。
2. 勉強方針
目標とステップに分けて解説
それではここからが本題です。
目標とステップに分けて、学習アプローチについて解説していきます。
サマリーは上に乗せた図です。
この方法でやれば、世の中の英文法についてはほぼほぼ間違い無いです。
第1ステップ(3~4ヶ月)
まず学習したての初心者の場合、英文法の基礎を網羅的に固めていく事が必要です。
網羅的に固める他なく、これは英語力を使って将来どうなりたいかに関わらず、絶対に避けては通れない道です。
即座に簡単にこのステップをクリアーできる方法はなく、良書を紹介するくらいしかできません。
おすすめの参考書は『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』です。
超基礎とは言っても情報量はかなり多く、これ一冊で世の中の必要な英文法の8割はカバーしていると言えるでしょう。
つまり、こういった参考書を徹底的にやる事が、初心者にとっては非常に重要です。
ただし、こちらの参考書でなくてはならないという訳ではありません。
世の中には沢山の参考書が出回っていますが、英文法の基礎の参考書であれば、ぶっちゃけどれも大差ありません。
大事な事は、自分に合った参考書を選んで、それを徹底的にやる、ということです。
①英会話力向上が目的の場合
英会話の向上を目的として、英語学習を始める人は多いと思います。
日常会話ができれば良いという人もいれば、ビジネス英語をマスターして、プレゼンやスピーチなどを上手にしたい人もいるでしょう。
そういった人は、基本的には上の参考書をマスターすれば、英文法については十分です。
この英文法の土台がしっかりあるか無いかで、英会話がしっかりと伸びるか否かが変わってくるでしょう。
②テストで高得点取るのが目的の場合
世の中には、TOEICや大学受験など、沢山の英語のテストが存在します。
テストで高得点を取れると、英語力の客観的な照明につながり、自分をステップアップする環境に導いてくれるでしょう。
基本的に最初のステップでは、テストで高得点取りたい人も、やる事は同じです。
とにかくひたすら基礎の英文法の参考書を、マスターしましょう。
第2ステップ(3~4ヶ月)
第1ステップを終えた事には、英文法はすでに得意分野になっていると思います。
第1ステップは3〜4ヶ月と記載しましたが、基礎をマスターする事がとにかく大事なので、
半年〜1年かけても良いので、しっかりと最初のステップを終わらして、いよいよ第2ステップに移っていきましょう。
第2ステップでは、英会話を伸ばしたい人と、テストで高得点を取りたい人でアプローチが変わってきます。
①英会話力向上が目的の場合
英会話力向上が目的の場合は、英文法についてはもうこれ以上やる事はありません。
ステップ1をしっかりやり込んだ、という人はもう既に英会話に必要な文法力は備わっています。
あとは、音読を中止に、英会話に必要なスピーキング力とリスニング力を上げていきましょう。
音読におすすめの参考書は『DUO3.0』です。
DUO3.0では手頃な長さの例文が560本掲載されているので、こちらの例文について、覚えた文法を意識しながら音読していきましょう。
英会話には音読が重要な事については、以下の動画で解説しているので、チェックしてみてください。
②テストで高得点取るのが目的の場合
テストで高得点を取りたい人も、基本的な文法力はステップ1ですでに備わっているので、あとはひたすら「アウトプット」していきます。
例えば大学受験では『ネクステージ』などの問題集を、ゴリゴリ解いていきましょう。
ここのステップでは、自分に合った参考書を選定する事がより大切です。
大学受験には大学受験用の、TOEICにはTOEIC用の参考書があります。
自分が受けるテストに直結した参考書が良いので、しっかりと内容を確認するようにしましょう。
大切な事は、繰り返し問題を解く事です。
参考書は一回やっただけでは覚えられないので、全て覚えるまで何度でも繰り返し、参考書がボロボロになるまでやり込みましょう。
第3ステップ(必要に応じて)
第3ステップでは、やる事は第2ステップと変わりません。
あとは剣を研ぎ澄ますために、ひたすら「アウトプット」するのみです。
文法について自分に足りないものを埋めるように、継続的に学習していきましょう。
①英会話力向上が目的の場合
このステップでも、音読を継続的に行っていきましょう。
必要な文法はすでに備わっているので、怖いものはもう無いです。
参考書の音読だけでなく、外国人の友達を作って英語を話す機会を設けたり、仕事で海外のプロジェクトに参加するチャンスがあれば、積極的に手をあげていきましょう。
②テストで高得点取るのが目的の場合
テストで文法の問題で高得点を取るには、そのテストの傾向と対策をしっかりする事が大切です。
自分が受けるテストの過去問を、繰り返し解いていくようにしましょう。
間違えた問題については、解説を読んで、同じ間違いを繰り返さないようにします。
これを続けていけば、文法は完璧と言っても過言ではなく、テストの文法に関する問題では満点を取れるでしょう。
3. 超おすすめ『Evergreen』について
基本的には上で説明した方法を取れば、英会話にもテストにも、文法には全く問題ありません。
これらの英文法学習プロセスの心強いお供として一つ紹介したいのが、『Evergreen』という参考書です。
こちらの参考書は、上のどのステップでも活用できる、文法の辞書的な参考書となります。
文法のルールについてかなり詳しく、噛み砕いて解説されているので、かなり理解しやすいです。
英文法の勉強をやっている中で、分からない事があったらEvergreenを参照して、その内容を定着させていくようにいましょう。
Evergreenについては、以下の動画で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
おわりに
今回の記事では、英文法の勉強の仕方の、基本的なアプローチについて解説しました。
英文法は、英語学習者には避けては通れない道です。
自分が英語力を伸ばしたい目標によって、勉強のアプローチは異なりますが、基本的には基礎固め+アウトプットが大切です。
英文法の土台をしっかり固めれば、その後の英語力は飛躍的に伸びていくので、ぜひ頑張ってみてください。
今回の記事の動画バージョンはこちら!
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今回はこの辺りで。
それではまた!