IT営業としてグローバルで活躍するために必要とされる英語力
グローバルでビジネスを行う為には、英語力は必須のスキルです。
それでは、ITの海外営業としてグローバルで活躍する為には、どの程度の英語力が必要でしょうか?
今回の記事では、IT営業がグローバルで活躍するために必要とされる英語力について紹介します。
1. グローバルで活躍するには英語力が最低条件
高い英語力はあった方が良い
昨今の転職市場や企業内評価では、語学力については勉強すれば誰でも伸ばせるスキルであり、今現在無くても仕事をしながら伸ばしていくことを推奨する人も多いです。
しかし、グローバルITソリューション営業として活躍するためには、私は英語力は最初からあって当たり前のスキルであると思います。
むしろすぐに仕事で活用出来ないレベルの英語力では、不十分だと思っています。
IT営業の仕事の流れ
英語が出来るとIT営業に限らず、グローバルなビジネスにおいて即戦力になれます。
一般的に、ソリューション営業のプロジェクトでは下記のような流れがあります。
- お客様課題のヒアリング
- お客様課題の社内展開、解決策検討、見積/提案書作成
- 提案、プレゼン、価格交渉
- 契約締結
- デリバリー、納品
- 保守、運用
- 請求書発行、支払い回収
この一連の流れを全て英語で回せるとグローバルベースでの仕事が格段と早くなり、受注規模やお客様と描ける世界の大きさも変わってきます。
2. どの程度の英語力が必要なのか?
ミーティングを問題なく終えられる英語力
ビジネスをする上で英語力はどれくらい必要なのか?という疑問に、意味さえ通じればいい、単語と単語の繋ぎ合わせで何とかなる、といった回答をする人がいます。
確かに、意思の疎通をするという意味ではそのレベルの英語力でも何とかなります。
しかし、複雑な問題を解決し大きく売り上げる一流の営業になるには、英語力も一流になる必要があります。
私が思う海外IT営業に必要な英語力とはスピーキング力でいうと、1時間のミーティングを、カジュアルトークから始まりミーティングのゴールの達成・次のアクションの決定まで、違和感なく終えられるくらいの力が必要だと思います。
言葉のキャッチボールから契約書のレビューまで
IT営業では、お客様の悩みを引き出し解決に導くための方法を模索するので、お客様との言葉のキャッチボールが非常に大事に大事です。
なのでまずは、言葉のキャッチボールが難なく出来るレベルを目指しましょう。
それ以外にも、海外ベンダーとのやり取りや「プレゼンテーション」、特に専門用語が飛び交う「契約書」レビューなど、かなり高い英語力を求められます。
また、時にはお客様との懇親会もあるので、ウィットに飛んだジョークを英語でかますなど、ビジネス英語だけでは無い幅広い力が必要となります。
3. 英語の勉強の仕方
いかに英語力が大事か、いかに高いレベルの英語力を求められるか、についてご理解頂けましたか?
ここで、そんな英語力を身に着けるために、筆者がお勧めな勉強の仕方を紹介します。
英語圏へ留学する
今現在学生で費用負担も親に頼めるなら、私は短期でも良いので英語圏への留学をすることをお勧めします。
留学は強制的に英語に触れられる環境にあるので、急ピッチで成長するのは勿論、外国人にも直接触れられるので今後グローバルで活躍するための感覚を身につけられると思います。
外国人の友達・恋人を作る
海外へ留学するのは時間的にも金銭的にもハードルが高い人が殆どだと思います。
そこでお勧めしたいのが、日本にいても日常的に英語に触れられるよう外国人の友人や恋人を作り、周りを固めることです。
座学も大事ですが、やはり言語は会話をすることで自然に伸ばせるものだと思います。
昨今では、労働や観光で日本に滞在する外国人の数がかなり多く、東京では外国人をかなり多く目にします。
都市圏に住んでいるのであれば、臆せず異文化交流のパーティなど外国人が集まるところに参加することで、友人を作ることが出来ると思います。
とにかく音読!音読!音読!
上で述べた二つは、中々ハードルが高いと感じる方も多いと思います。
留学は金銭や時間にかなり余裕のあるラッキーな人でないと行けないだろうし、外人の知り合いを作ることはやはりまだまだ難しい段階なのではと思います。
しかしそんな人でも大丈夫!
実は、英語は音読することで無茶苦茶伸ばすことが出来ます。
英語の基礎文法や単語を覚えたら、あとはひたすら音読!音読!音読!音読!です。
音読することによってリズム感覚がわかるようになり、実際に会話するときも舌が回るようになります。
私の知り合いで、英語にコンプレックスを持っていたのですが毎日ひたすら大きな声で音読を繰り返したことで、一年ほどで英語力が著しく伸びた人を知っています。
音読は手軽に始められるので、本当にお勧めです。
基礎の重要性
以上、3つの方法をあげましたが、どのやり方にも、当然最低限の基礎英語力は必要だということに注意しましょう。
基礎力が無いのに上をやってもあまり伸びない上に、発音が悪かったり初歩の文法が間違っていたりと、かっこ悪い英語を身につけてしまう可能性があります。
基礎力は、高校1年生の教科書レベルは余裕に感じるくらいだと良いと思います。
出来れば、高校3年生の教科書レベルがあると尚良いと思います。
ここは座学をするしか無いですね。
英会話の独学での勉強の進め方については、以下の動画で詳しく語っているので、ぜひチェックしてみてください!
終わりに
以上、IT営業がグローバルで活躍するために必要とされる英語力について紹介しました。
皆さんも、グローバルで活躍するために、私と一緒に英語力を頑張って伸ばしていきましょう!
このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。
今回はこの辺りで。