感情をコントロールして豊かな人生を送ろう
最近、辛い事があったり何かに悩んだりと、感情的になってしまったことはありませんか?
人は、良くも悪くも「感情」に支配された生き物です。
今回の記事では、感情が如何に人々の行動に影響を及ぼしてきたか、またどのように感情をコントロールするかについて、紹介します。
1. 人の行動は感情に支配され勝ち?
人はとても複雑な生き物で、様々な感情があります。
喜怒哀楽以外にも、日本語には感情を表す言葉が146もの種類があると、紹介しているサイトがありました↓
人はロボットでは無いので、感情を完全に消すことは不可能です。
しかし、感情を上手にコントロールすることで肝心な所で正確な意思決定が可能となり、その積み重ねが豊かな人生に繋がると思っています。
フランス革命 アンシャン・レジームの崩壊
歴史を見ても、人がある方向性に動く意思決定をする際に、感情が大きく影響を及ぼしていることが分かります。
つまり、歴史とは「人の感情の積み重ね」です。
16-18世紀のフランスは、アンシャン・レジーム(旧体制)と呼ばれる「絶対王政」の社会構造をしていました。
税金により搾取され、社会で差別をうけ続け尊厳を汚された民衆は立ち上がり、聖職者や貴族などの既得権益層を囲む体制であったアンシャン・レジームを破壊しました。
それがかの有名な「フランス革命」です。
革命の担い手である民衆は、権威からの暴力的鎮圧に対する焦りや、今日を生きて過ごす為のパンが買えない困窮した生活への不満、また自身を正義の使者であると過信した事により、感情が駆り立てられました。
つまり、自分の置かれた環境に対する民衆の大きな不満が、革命へと導いたのす。
フランス革命については、私のYouTubeチャンネルでも解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
愛国心を募った9.11
9.11同時多発テロの際も、世論が感情によって大きく動く事がありました。
テロが起きた直後のアメリカでは、メディアがビルの崩壊シーンや、ターバンを巻いたテロリスト達の写真、家族を失った人達の言葉など、センセーショナルに取り上げ連日放送しました。
アメリカ人のテロに対する怒りと愛国心を募い、この駆り立てられたアメリカ人の感情により、アメリカがイラク戦争へ突入することになりました。
こうして、イラク戦争という歴史が作られていきました。
フランス革命や9.11の例を見ても、人は感情を刺激される事で行動を起こす生き物だということがよく分かります。
2. 心の平穏を保つにはどうしたら良い?
サクレ・クール寺院にて
2019年の年末にフランス・パリへ旅行行った際、サクレ・クール寺院を訪れてみました。
キリスト教を詳しく知っているわけではないので無責任なことは言えませんが、その幻想的な雰囲気とスケールの大きさにとても感動しました。
サクレ・クール寺院は、キリスト教を信仰している人にとって、とても大切な場所です。
きっと、様々な感情を抱えながら生きている人々にとっても、こういった場所が安らぎを与えてくれるのだと思います。
自分の心の拠り所を探そう
複雑な感情を持っていて、それをコントロールしつつ行動しなければならない人間にとって、心のより所となる何かが必要だと思います。
人生を淡々と生きているだけでは、感情をコントロールするのはやっぱり難しいでしょう。
それが宗教なのか、目標なのか、恋人なのか、ペットなのか、あるいは別の物なのかは人それぞれ違うと思います。
忙しい現代社会で生きる皆さんも、世界で心の安らぎとなる何かを見つけて、大事な時に判断を間違えないように過ごしましょう。
おわりに
今回の記事では、感情が如何に人々の行動に影響を及ぼしてきたか、またどのように感情をコントロールするかについて、紹介しました。
行動に感情が大きく影響する人間にとって、正確な意思決定をし続けるには心の平穏が必要です。
豊かな人生を歩むためにも、自分の安らぎとなるものを見つけ、それを大切にしていきましょう。
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今回はこの辺りで。
それではまた!