グローバル系のITソリューション営業とは?おすすめの仕事を紹介!
最近どんどんと市場を拡大している「IT業界」に興味を持っている人は多いと思います。
とはいえ、IT業界での営業とははどんな仕事か、全く知らない人もいると思います。
今回の記事では、グローバル系のITソリューション営業の業務について、紹介します。
1. ITソリューション営業の定義とは?
そもそも「ITソリューション営業」とは何を意味するのでしょうか?
私が学生だった頃は、ソリューション営業という言葉に馴染みはありませんでした。
学生の頃、営業の仕事と聞いてイメージしていたのが、以下のようなものです。
毎月、毎週、毎日という単位で数字のノルマに対し企業や家庭を歩いて周り、一つの商品をとにかく売り込む。
売り上げが達成出来ないと上司から詰められ、逆に大きく売り上げた社員は拍手で迎えられる。
しかし、ソリューション営業は、上記のような「モノ売り」と雰囲気が異なります。
IT業界のソリューション営業は、「お客様の課題をヒアリングしつつ、その課題に対して自社サービスや他社の製品を組み合わせカスタマイズしながら、お客様の課題を解決に導く」営業スタイルのことを言います。
つまり、単純に物を売り込むのではなく、お客様の課題解決方法を提供すること、まさに字のごとくソリューションを提供するのがITソリューション営業となります。
ソリューション営業の基本戦略2. プロジェクトのステークホルダーを巻き込む
プロジェクト(課題を解決のための計画およびその実行)には、お客様や自社の多くの人たちと関わる必要があります。
ITソリューション営業を行う上で一つの大きなポイントは、プロジェクトの様々なステークホルダー(利害関係者)を巻き込むことにあります。
ステークホルダーは、お客様の購買・営業・ITや法務等のコーポレート部門など、それぞれの事業部門に分かれています。
またそれらの事業部門の中を見ても意思決定者(キーマン)・部長・課長・担当者など役職に細分することも出来ます。
お客様の課題を抽出し、ステークホルダーと共通認識を作り上げ一緒に課題解決に向かう体制を作ることが、ITソリューション営業を行う上でとても重要になります。
3. ITソリューション営業を、グローバルベースで
グローバルITソリューション営業でも、基本的に大事なことは国内での営業と同じで、やはりステークホルダーの巻き込みが重要となります。
しかし、国内営業とは異なり、グローバル営業では海外にいる様々な当事者を国を跨いで巻き込む必要が出てきます。
まさにこれが、グローバルITソリューションの一番の醍醐味なのです。
例えば、お客様の課題を解決するために「インドでクラウドを提供する」となったとします。
その場合、お客様のインドにいる現場の従業員や、シンガポールにいるマネージャーや、あるいはイギリス本社の最終意思決定者を巻き込むなど、国境を超えた連携を自分でリードして行く必要があるかもしれません。
しかも、当然ながら英語は必須だし、それぞれの国の商習慣も持ち合わせる必要があります。
これら世界にまたがるステークホルダーの巻き込みを行い、お客様の課題をグローバルベースで行う必要があります。
このように、同じソリューション営業でもグローバルベースでそれを行うことは、より高度な知識やスキルが必要となり、お客様に与える影響も大きいのです。
終わりに
今回の記事では、グローバルITソリューションについて、それはどんな営業スタイルなのか簡単に紹介しました。
今後、グローバル化がますます進展する社会において、語学力や異国の人を巻き込む力は非常に重要になってくると思います。
今後、グローバルITソリューション営業のノウハウなど、紹介できればと思います。
IT営業がおすすめの理由については、以下の動画でも解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
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今回はこの辺りで。