【インド・バンガロール】シリコンバレーや軽井沢と呼ばれ住みやすい街

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【インド・バンガロール】シリコンバレーや軽井沢と呼ばれ住みやすい街

南インドにある、「バンガロール」という街を知っていますか?

バンガロールは、一部の駐在員や仕事で関わっている人以外には、あまり馴染みのない街だと思います。

私も2015年に訪れるまでは、名前すら聞いたことがありませんでした。

しかし、バンガロールという街は将来的に、大きく発展するポテンシャルを秘めた街だと思います!

今回の記事では、南インドのバンガロールという街の魅力について、紹介させて頂きます!

動画バージョンはこちら!

1. バンガロールは南アジアの軽井沢と呼ばれている?

デカン高原に位置していて、緑が多いバンガロール
バンガロールの位置

高原に位置している

バンガロールは、南インドに広がる「デカン高原」という高所に位置していて、標高1,000メートル弱の場所にあります。

実はこの「高原に位置している」ということが、バンガロールという街を魅力的にしている大きな要因となっています!

一般的なインドのイメージ

インドのイメージ①
首都デリーの隣町、グルがオンにおける洪水

一般的に、インドの気候に対しては、「灼熱の暑さ」や洪水などの「自然災害」が多発し、大変過酷な環境だというイメージを持っている人が多いのでは無いでしょうか?

確かに首都である「デリー」では、夏には気温が40度を超える日が頻発し、ホームレスや野良犬などが熱中症となり命を落とすことも多々あります。

更に冬のデリーでは、驚くべきことにPM2.5が900ポイントにもなり、空気汚染で視界が大変悪く、20メートル先の物も見えないということがあります。

(※ちなみに日本では、たった30ポイントを越えただけで注意喚起があります)

インドのイメージ②
冬のデリーは汚染で視界が悪い

一般的なインドのイメージと言えば、このような過酷な環境を想像する人が多いでしょうし、確かにそれは間違ってはいません。

バンガロールの環境は、他のインドと全然違う!

バンガロールの庭園

しかし、バンガロールは前述の通り、インド南部の高所に位置しているが故に、一年をとおして過ごしやすい気候となっています。

夏の気温はほとんど35 °Cは超えず、冬の気温はほとんど12 °C以下に下がりません。

バンガロールの中心部に位置する湖
バンガロールには公園や湖も多い

バンガロールに行ってみると、本当にその快適な気候に驚きます!

ぶっちゃけ東京よりも快適な気候です!笑

一年を通してとても過ごしやすいことから、バンガロールは「南アジアの軽井沢」とまで呼ばれています。

2. 外資系企業が集まる南アジアのシリコンバレー

バンガロール東にあるホワイトフィールド区
外資系のIT企業などが大きく集まる

気候が良いから外資にも魅力的

ビジネス界においても、主要都市である「デリー」「ムンバイ」「チェンナイ」などの気候的に過酷な場所に派遣されてしまった日本人駐在員にとっては、バンガロールでの生活は、憧れの的です。

私がバンガロールへ駐在となった際に、デリーやムンバイ支点の駐在員から、かなり羨ましがられました。

バンガロールの一年中涼しく過ごし易いという気候は、外資系企業からの注目も大変大きく集めました。

バンガロール南に位置する
インド発の世界的IT企業 Infosys本社

やがてITの聖地に

今ではバンガロールは「南アジアのシリコンバレー」とまで呼ばれる存在となっており、「Google」や「Amazon」などといった、特にIT系の外資大企業が多く集まります。

インド・シフト 世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?

また、日系企業も「SONY」や「Canon」などの企業が研究開発センターを設けるなど、アジアでのビジネスの起点となるような設備投資を行うことにより、大きな雇用を生んでいます。

IT系の名門大学を卒業したインドの若者にとって、仕事をする場所としてもバンガロールは非常に魅力的なエリアとなっています。

3. 若者が集まるモダンシティーとしての魅力

街の中心にあるUBシティのナイトパーティー
UB City

ナイトライフを満喫できる

バンガロールの何よりも特筆すべき点は、バンガロールでは「バー」や「ナイトクラブ」といった、インドのイメージとはかけ離れた夜の遊びを楽しめることです。

外資系企業が多く集まることは、海外文化が集まることを意味しています

The Biere Club
バンガロールにはクラフトビール店が多く存在する
MGモールのバレンタインデーパーティー

シティ派インド人ボーイズ&ガールズも

インドでは、女性が公共の場で肌を露出するのは、あまり良い事とされていません。

宗教的な理由もさることながら、露出の多い服を着ていると犯罪に巻き込まれることもあります。

なので、インド女性の多くは足を覆い隠すジーンズなどを履いているのが普通です。

なんと驚くことに、ビーチでさえビキニ姿のインド人は皆無です!

確かに、インド人女性の水着姿はイメージ無いですよね。

しかしここバンガロールでは、夜のクラブにドレス姿で訪れて、お酒やダンスを楽しむような一般のインドのイメージとはかけ離れたシティー派ガールや、ボーイが多く存在するのです。

シティ派インドガール代表
ムンニ・モナリザ

バンガロールにはクラブやバーなどが沢山あり、週末に遊ぶ際には全く困りません!

インドとはかけ離れたモダンなシティーのバンガロール。

街の魅力が分かっていただけたでしょうか?

4. ナイトライフ系おすすめレストラン紹介!

さてここで、インドでは中々味わうことが出来ないバンガロールならではの楽しみである現地のおすすめのレストランやバーを、紹介させて頂きたいと思います!

『Portland Steakhouse & Cafe』

Portlandの美味しいステーキ
おすすめの点 ステーキが美味い!上質な肉がリーズナブルな値段で食べられる
雰囲気 かなり落ち着いていて爽やか。日本人駐在員のお客さんも多い。
詳細情報 Portland Steakhouse & Cafe

まずは正統派のレストランとして「Portland Steakhouse & Cafe」があげられます。

インド料理店ではありませんが、バンガロールに行った際は絶対に外せないレストランです。

インドではヒンドゥー教の影響により牛肉が一切食べれらないと思われがちですが、実は州によって法律が異なり、バンガロールではステーキが食べられるのです!

Portlandでは、上質と言えるかは分からないですが美味しいステーキを手頃な値段で食べられ、日本人をはじめとする外国人駐在員が多く訪れています。

かなり爽やかな雰囲気の場所で、夜にはロウソクを各テーブルに設置し、ロマンチックな雰囲気を演出するため、デートにもおすすめです。

バンガロールを訪れた際は、かならず行ってみて下さい!

ハンバーガーもとても美味しいのでおすすめ!

『Toit』

ビールのサンプルを楽しめる
おすすめの点 クラフトビールが最高に美味しい!アメリカ西部劇のような雰囲気も良い!
雰囲気 日本にはなかなか内容な雰囲気のお洒落。週末は盛り上がる。
詳細情報 Toit

続いて、クラフトビールが楽しめる吹き抜けのバー、「Toit」をオススメします。

この店は、私のインド滞在が終盤を差し掛かった時に発見したバーであり「もっと早くから知っていれば良かった!」とひどく後悔した店です。

店内は吹き抜けとなっていて内装が素晴らしく、「美味しいクラフトビール」が堪能出来ます。

カップルで来ているインド人も多く、若者から絶大な指示を集めています。

十分な土地が無く、また少子高齢化の影響やビール離れする若者が問題となっている日本には、中々この店のようなコンセプトのバーは見られません。

しかし、インドではこのようなのバー毎晩大変な賑わいを見せており、中でもToitはインドの勢いを物凄く感じる店です。

インディラナガーというバンガロール1の繁華街に位置しているので、週末に訪れてみては如何でしょうか?

トイレに飾ってある掲示板
「何故、ビールは女性より良いのか」

『LOFT38』

おすすめの点 インドナンバー1クラブと言えばここ!
雰囲気 若者がとても多く、最高の盛り上がりを見せる。
詳細情報 LOFT38

そして、バンガロールにおけるキング・オブ・バー&レストランと言えば「LOFT38」だと思います。

こちらはバーというよりはクラブであり、DJが奏でる演奏にインド人や外国人がノリノリで踊っており、非常に盛り上がっています

ボリウッド映画を見てわかる通りインド人はダンスが大好きで、ここLOFT38にはダンスガチ勢のインド人が多く訪れます!

このクラブではお酒を飲みながら踊り、多くのインド人と友達になったりと、インドのイメージとはかけ離れたシティー派の夜遊びを大いに堪能出来ます。

ちなみにここLOFT38は、上記「Toit」と同じエリアであるインディラナガーに位置しているので、ToitからのLOFT38という流れは私の週末の黄金コースでした。

今回は3店舗のみを紹介しましたが、これ以外にもまだまだ紹介したいレストランやスポットは沢山あります。

ビリヤードやボーリングなどの施設もあり、バンガロールではシティー派の遊びをすることには事欠かせません。

是非、バンガロールの夜を楽しんでみて下さい!

おわりに

今回の記事では、南インドのバンガロールという街の魅力について、紹介させて頂きました。

インドのイメージがガラッと変わったのではないでしょうか?

今は日本人にはそこまで知られていないバンガロールですが、現在物凄い速度で発展しており、いつかかなり有名な都市になると思います。

知識ゼロからのインド経済入門

今回はバンガロールの一部を紹介させて頂きましたが、まだまだ書ききれなかった魅力が沢山あります。

別の記事にて、更に詳しくご紹介させて頂ければと思います!

それではまた!