バンガロールの生活体験!インドの病原菌・腹痛・狂犬病への対策方法

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バンガロールの生活体験!インドの病原菌・腹痛・狂犬病への対策方法

インドに興味があり、ぜひ行ってみたいと思っている人はいませんか?

そんな中、インドには「野良犬がいる」という噂や「お腹を壊した」というエピソードなどを聞いて、「インドの環境って実際どうなんだろう?」と気になる人もいると思います。

特に、インドに訪問する予定のある人にとっては、現地での脅威について知り、対策を取ることはとても大切です。

今回の記事では私の実際の体験を元に、インドでの病原菌・腹痛・狂犬病などの脅威の実態や対策について、ご紹介します。

1. インドで想定される危険とは?

南インド・バンガロールの眺め

私が住んでいた街「バンガロール」

私は2015年から2016年にかけて、南インドのバンガロールという街で1年間過ごしました。

バンガロールは標高1000Mくらいの高原に位置していて、1年を通して気候がよく、インドの中ではかなり過ごしやすい場所と言われています。

しかしいくら気候の良いバンガロールとは言えそこはインド!侮るなかれ!

そこで私は、インドのあらゆる脅威に直面しました。

バンガロールについては以下の動画で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

①動物に攻撃される危険

インドでまず最初に遭遇する危険は、やはり「動物」だと思います。

インドでは「野犬」「野良牛」は当たり前のようにそこら中にいて、日本とはかなり違った光景が眼前に広がります。

一日の中で、野生動物に全く遭遇しないように街を歩くのは不可能だと思います。

バンガロールの衝撃の通り
準レアキャラのホルスタインと遭遇!

私がバンガロールに駐在していた時はホテル暮らしだったのですが、ホテルの駐車場入り口を牛が昼寝して塞いでいたので、クラクションを鳴らして追い払う事が多かったです。

牛にクラクションを鳴らしたのは初めてです。笑

バンガロールで住んでいたホテル前の通り

少し珍しいのが「豚」「ヤギ」「ホルスタイン」などで、また猿はかなりのレアキャラです。

猿を朝に目撃したら「ラッキー!今日は一日運が良さそうだ。」などと思っていました。

犬に噛まれるのが危険だとは容易に想像できるとは思いますが、牛に突撃される恐怖や猿に引っかかれる恐れだってあります。

かなり危険ですね。。

また道は動物園のようになっているので動物の匂いは酷く、排泄物などが平気で道に落ちており、とても不衛生な環境となっています

②街に潜む危険

ムンバイのスラム

インドの街に出てみると、動物だけではなくて様々な脅威があります

インドは日本と違い、人々の格差がより大きく、極貧の中暮らしている人もいます。

明日を生きるのにも苦労しているほどに困窮している人たちの中には、お金を奪おうと危険な行為をしてくる人もいるでしょう。

またインド人は運転も荒く、「交通事故」はしょっちゅう起こります。

たくさんの宗教が交わるインドでは、思想の問題から「テロ」が起こることもあるだろうし、外には人による様々な危険が潜んでいます。

③災害に巻き込まれる危険

インドは街によっては「自然災害」が多いです。

デリーでは夏は気温が40度を超える日も多く、アスファルトが溶けたり野犬が死んだりするほどになります。

また、デリーの冬はPM2.5の数値が大変高く、20M先が見えなくなるほどになります。

また、インフラの整っていない地域も多く、大雨が降ると水捌けができずに、プールのような状態になることもあります。

大雨が降った日のデリー

もはや自然災害ではなく人災のような気もしますね。。

動物、人、自然と、インドでは街を歩けば常に危険と隣り合わせです。

2. インドで経験するであろう3つのタイプの腹痛について

インドではお腹を壊しやすいということは、有名な話だと思います。

これを一番心配している人が多いのではないでしょうか?

インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも」という本では、著者がインドで体験した生々しい経験が語られています。笑

インドでの苦難を面白おかしく表現しており、読み物として最高です。笑

ぜひチェックしてみて下さい!

私もインド渡航前には、会社の同期からインド旅行でお腹を壊して寝込んだ話を聞いており、衛生に気をつけるために除菌シートや、腹痛になった際の飲み薬を日本から持参しました。

しかしこれらの対策は現地では殆ど意味を成さず、私はインドで生活を開始してから何度もお腹を壊し、インドの病院での入院も経験しました。

インド腹痛ベテランの私の見解では、インドで遭遇する腹痛には「3つの種類」があると大別出来ると思います。

① 普通の腹痛(世界共通)

この腹痛は、日本と同じで、世界どこでも起こります。

身体が冷えたり、「ストレス」や「過度な緊張」でお腹が痛くなることがあります。

これはインドに限ったことでは無いですし、体質的に全く腹痛にならない人もいます。

ただし、新しい環境に行くことはストレスにもなるので、特にインドでは体調の変化には敏感になりましょう

② 香辛料による腹痛(インド特有)

インドの定番料理

スパイスによる腹痛は、インド生活をする上で最も頻繁にかかる腹痛です。

これにはお腹が強い人も含め、殆ど全ての日本人にとって経験必須だと思います

インド料理では「マサラ」を始めとするバラエティー豊かな「香辛料」を使い、独特の風味と味を出しています。

しかし、この香辛料が日本人にはキツイ

「ビリヤニ」やカレーなど、香辛料を大量に使った料理は日本人にとっては非常に重たく、食べたその日は大抵お腹が焼けるような感覚に襲われます

ただし、腹痛は特別な対処をしなくても自然に治っていくので、そこまでの脅威ではありません

③ 病原菌による腹痛

そして、「病原菌」による腹痛が一番ヤバイやつです。

いわゆる「食中毒」による腹痛で、インドを始めとして「水が汚い国」では頻発する病気です。

インドでは水道水が大変汚く、飲むどころか歯磨きにも使えません。

雨が大量に降った次の日などはホテルの蛇口を捻ると茶色い水が出ました。(この水を飲んだら体質によらずにアウトでしょう!!)

ホテルの水道水(色の加工一切無し)
これ飲む気になりますか?笑

周りの日本人の間では、「インドの水でシャワーを浴びていると白髪が増える」という噂も囁かれていました。

また実は日本人の駐在員は、インドでは生野菜を基本的に食べません。

インドで育った野菜に信用が無い上に、水道水で野菜を洗うと汚水を食べることになり、食中毒になってしまうからです。

ドリンクを飲む際も、氷が水道水で作られている可能性があるため、氷抜きを頼んだりします。

これほどインドの水は、日本人の健康に大変な脅威なのです。

この氷が危険!

私はこのタイプの腹痛になってから食中毒を一年間で3回引き起こし、「下痢」「嘔吐」「高熱」が治らずバンガロールの病院で入院することになりました。

人生初の入院が、インドになるとは思ってもいませんでした。

ジムで運動していたこともありましたが、インドから帰国する頃には体重は10キロ落ちていました。(今は10キロリバウンドしました)

このように、インドには3つの腹痛があります。

特に危険な病原菌による腹痛は水の汚い国によく見られるので、そのような国では、生水に関係する一切を口に入れないように心がけてください。

3. インドの脅威へのおすすめの対策

以上のように、インドにおけるたくさんの脅威を紹介してきました。

この章では、それらの危険に対するおすすめの対策を紹介します。

狂犬病の対策を万全に

インドの野良犬

インドで一番怖いのが「狂犬病」です。

野良犬の数は、インドにいる動物の中でも圧倒的に多いです。

インドの野生の犬は基本的には臆病で、やる気の無さそうなタイプが殆どなので、人間には近づこうとしませんでした。

しかし、こちらから挑発するようであれば一発触発!

もし狂犬病に感染した犬に噛まれたら、相当大変なことになります。

私は日本で予め狂犬病の「予防接種」を受け、インドについてからは、もし犬に噛まれてしまった場合でもすぐに病院へ行き治療を受けられるように、予防接種の証明書を常に携帯していました。

幸い、犬やその他の動物に攻撃される事なく円満にインド生活を終えることが出来ましたが、もし噛まれてしまって予防接種もしていなかったら、今頃生きていなかったかもしれません。

インドでは野生動物が危険というのは有名です。

このように、インドでは狂犬病が最大級の驚異となるので、予防接種は必ず受けておき、外出の際は常にその証明書を携帯しましょう

必要がなければ出歩かない

インドでは道路は本当に危険

インドでは、用事がなければなるべく外を出歩かないようにしましょう。

インドは歩いているだけで危険です。

交通事故ももちろんですが、道路が陥没していたりフェンスから針金が飛び出ていたりと、危険をあげればキリがありません

とにかく外はなるべく出歩かず、出るとしても、目的地と自分の拠点の往復だけに絞ることで、危険をなるべく回避することができます

インドの病院や薬を使いこなそう

どんなに対策をしても、海外現地で病原菌に感染してしまうことはあります。

その場合は日本の物に頼るのではなく、インドの病院や薬を活用して対処しましょう

インド・バンガロールで食中毒になった際は、豊田通商が出資して作られた『サクラ病院』という病院で治療を受けました。

日本人スタッフもいるので、日本語で相談出来るのが大変助かりました。

バンガロール サクラ病院にて
サクラ病院ホームページ

安静を見て3日ほど入院し、その間人間ドック並みの検査を受けました。

入院すると食べ物は薄味だと良く言われますが、インドではまさかの薄味のカレーが出てきました。笑

入院の時ぐらい違うものが食べたいものです。

この時に分かったのが、食中毒対策のために日本から大量の持参した薬は、全く効果が無かったことです。

インドのタブレット型の薬は「ビー玉」並の大きさで飲み込むのに苦労しましたが、インドの薬を飲むのが一番効きました

結局は現地の病気は、現地の病院や薬で治すのが一番の近道のようです。

私はインドだけでなく、アメリカで留学していた際も、体調不良の際はアメリカ現地の病院へ良く通っていました。

アメリカはインドと比べて特有の病原菌などは少ないと思いますが、それでも身近に病院がありいつでも行けるのは安心出来ます。

海外の病院では日本人スタッフがいることが望ましいですが、症状をしっかりと英語で説明出来るようにしておくことも重要ですね。

おわりに

今回の記事では、インドでの病原菌・腹痛・狂犬病などの脅威に対する対策について、ご紹介しました。

海外へ行く際には、安全が何よりも大事です。

インドでは多くの驚異が待っているので、それぞれがしっかりと対策をして訪問するようにしましょう!

今回の記事の動画バージョンはこちら!

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今回はこの辺りで。

それではまた!