IT業界は強い?アフターコロナに世界はどう変わるか

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IT業界は強い?アフターコロナに世界はどう変わるか

コロナウィルスの影響により、外出自粛や緊急事態宣言が発動されるなど、世界は活動がかなり抑えられてしまっています。

仕事や飲み会をリモートで行ったり、それぞれが移動することの危険性を振り返るなど、世界のあり方は変わろうとしています

今回の記事では、アフターコロナでは世界はどう変わるのかについて予想してみました

1. 世界で仕事や生活のあり方が変わる

コロナによって、すでに私たちの生活は大きく変化しています。

コロナが収束した後も、普通の日々に戻るのではなく、「ニューノーマル」と呼ばれる新しい生活スタイルを作っていくことになると思います。

生活の変化

私生活では、移動すること自体はかなり減るのではないでしょうか?

これまでは、人が集まって外食をしたり、仕事おわりの飲み会なども頻繁にありました。

しかし、外食にはかなりコストがかかるし、飲み会もリモートで何とかなってしまいます。

「今までかなりのコストや労力をかけて生活していた」と言うことを、今回の件で思い知らされた人も多いのではないでしょうか。

今後は、人とあまり接しないあまり移動しないといった過ごし方が、徐々に主流になってくるのかもしれません。

仕事の変化

仕事のあり方についても、かなり変わりました。

IT環境が整っている企業では、「リモートワーク」をしている人が多いと思います。

リモートワークでは、満員電車の通勤に悩まされる事は無いし、意外とリモートでも何とかなってしまいます。

今後、お客さん訪問などの外出はもちろん、海外出張や駐在などの必要性も問われる可能性があります

また、世界が変わることによって、生き残る仕事淘汰される仕事がはっきり分かれてくると思います。

飲食店や観光産業のように、物理的にサービスを提供するような業界は苦戦を強いられると思います。

娯楽の変化

もちろん、人々の人生の楽しみ方も変わってくると思います。

これまでは、アクティブにいろいろな経験をすることに楽しみを感じる人が多かったです。

その代表が「国内・海外旅行」ですね。

長期休暇になれば必ず空港は大混雑し、国内外への旅行者が急増します。

これまで人間は、とにかく移動しまくりでした。

しかし、今後アクティブな娯楽に対して抵抗を感じたり、考え方が変わりつつあります。

リモートでゲームをしたり、室内で本や映画を楽しむ時間は、アフターコロナでも引き続き増えてくると思います。

2. 世界のバーチャル化が早まる

世界はITの発達により、どんどん便利になってきています。

オンライン決済ができたり、商品の注文や仕事を含めて、いろいろな作業がスマホやPCで完結します

さらに、「AI(人工知能)」や「VR(バーチャルリアリティ)」の技術により、バーチャル世界への扉が開かれようとしています。

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まさに映画『マトリックス』のような世界ですね!

早められたバーチャル化

もともと「世界はいずれバーチャルになるだろう」と予想されていました。

当然ですよね?

IT技術の発達は世界をどんどん便利にさせていて、これまでもかなりのスピードで世の中を変えています。

しかし、世の中のバーチャル化がコロナの発生によって、さらに早まったと思います。

上で述べたとおり、コロナの衝撃により人の生活は抑え込まれてしまっています。

今までは技術の進歩に伴う成長ですが、アフターコロナではコロナに適応するための成長が必要となります。

外部にむりやり成長させられている感じですね。

早まったが故に生まれるひずみ

コロナの影響でバーチャル化が早まったことにより、いろいろな側面でひずみが生まれています。

家で活動する人が急速に増えたことにより、ネットワークの容量が足りない状態です。

最近では、YouTubeを見る人が急増したことにより、YouTube側が画質を落として調整するなどニュースがありましたね。

またリモートワークに適応していない企業では、従業員がいまだに出社する必要があり、移動に伴う危険性があったりします。

これまで技術の進歩にともない社会が徐々に変わって行こうとしていましたが、変わっている途中の分野では、コロナによる急速な調整が入り甚大なインパクトが出ています。

IT人材の重要性

バーチャル化が急速に早まってことによって生まれた世界の歪みが、IT人材を必要としています

コロナのインパクトで対策が必要だと思い知らされた世界は、ITによってそれを埋めようとします。

リモートワーク環境を整えたり、家で楽しめるサービスの提供のためにネットワーク環境を構築するなど、ITの急速な導入が始まります。

今後、IT人材の需要が急速に膨れ上がり、その後も市場は広がり続けると思います。

今回の騒動で自分の仕事に大きく悪いインパクトが出ている人は、自分の働いてる業界を見直すのも良いのではないでしょうか?

3. リアルとバーチャルの共存の世界

それでは今後、全てバーチャルで完結するような世界になるのでしょうか?

少なくともしばらくは、リアルとバーチャルが共存する世界が続くと思います。

リアルの人間関係は引き続き重要

バーチャルが主流になっている世界でも、リアルでの人間関係は重要だと思います。

例えば、仕事で電話やテレビ会議での打ち合わせがうまくいくのは、それまでに培った人間関係によることも多いです。

いちどでも顔合わせをしていれば、その後の仕事はスムーズに行きます。

逆に1回も見たことがない多くの人と仕事をするのは、なかなか大変ですね。

プライベートの生活でも、思うように人と会えないことにストレスを感じて人も多いと思います。

バーチャルが主流になる世界でも、数が減るとしてもリアルで人と対面する事は、引き続き重要な位置を占めるでしょう。

リアルとバーチャルをどう共存させるか?

今後の課題は、リアルとバーチャルどうやって共存させるかです。

主流になっていくバーチャルな中で、とくに対人関係でリアルの世界は引き続き重要な位置を占めます。

それを共存させるために役立つのは、やはり「ITの活用」だと思います。

ITの活用により、より現実に近いバーチャル体験ができる世界になれば、それは「共存」と言えるのではないでしょうか?

ITの活用によって無理やり変わるのではなく、人々の考え方やカルチャーから変えていくことが大事だと思います。

時代に合わせて自分の人材価値を守れ!

このような世界で個人が生き残るためには、やはり自分の人材価値を高めていく事が大切です。

人材価値とは、世界の需要に対してどれだけ自分が貢献できるか、ということが重要です。

能力が高いだけで生きていけるような世界ではありません。

自分の能力に対して世界の需要があって、初めて生き残ることができます。

自分の能力を高めることもちろんですが、時代のうねりに合わせてそれに適応する人材が求められています。

特にITは今後重要とされる業界なので、興味がある方はITでの仕事について考えてみてはいかがでしょうか!

終わりに

今回の記事では、アフターコロナでは世界はどう変わるのかについて予想してみました。

コロナのあとは、ノーマルに戻るのではなく「ニューノーマル」と呼ばれる「新しい元の世界」に戻ります。

今回の騒動で世界は色々なことに気づかされたと思うので、その世界の変化に応じて自分たちの生き方・人材のあり方も考えてみてください。

このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。

今回はこの辺りで。

それではまた!