おすすめの本!海外一人旅のバイブル『深夜特急』で人生が変わる理由
旅をテーマにした小説は世の中に沢山ありますが、どれも名作ばかりです。
中でも、沢木耕太郎による小説『深夜特急


特に旅好きの人は、この本を読んだことがある人も多いのではないでしょうか!
今回の記事では、深夜特急を読むことで人生が変わるかもしれない、というテーマについて紹介します。
人生を変えたい人には、おすすめの本となっています!
動画バージョンはこちら!
1. 深夜特急のテーマを紹介

現実からの「脱獄」
かつてトルコで収監された外国人が“脱走”することを「ミッドナイトエクスプレス(深夜特急)に乗る」と言った。
深夜特急
まず深夜特急のこの「キャッチフレーズ」にやられました。
めちゃめちゃかっこいいですよね!
深夜特急は、著者の沢木耕太郎が、「インドのデリー」から「イギリスのロンドン」までバスだけを使って、一人旅をした体験に基づき書かれた物語です。
沢木耕太郎にとって、バックパッカーでの一人旅はそれまでの「人生からの脱獄」を意味していたのではないかと思います。
小説で、主人公の「私」が訪れる国は以下のような国々です。

香港 - マカオ - バンコク(タイ) - マレーシア - シンガポール - カルカッタ(インド) - ブッダガヤ(インド) - ベナレス(インド) - カーブル(アフガニスタン) - テヘラン(イラン) - アンカラ(トルコ) – イスタンブール(トルコ) - ギリシャ - イタリア - スペイン - ポルトガル - パリ(フランス) - ロンドン(イギリス)
(参考)Wikipedia
これらの国々を旅している間に、様々な人と出会い、別れ、主人公の「私」もいろいろな経験を経て成長していきます。
実話に基づいているので、その体験や表現はとてもリアルで、読んでいて夢が膨らんでくるような内容です。
実際のストーリーが気になる人は、是非実際に本を手に取って読んでみてください!
ドラマバージョンもおすすめ!
実は、1996年 – 1998年には、『劇的紀行 深夜特急


俳優の大沢たかおが、主人公役をやっていて、ドラマというよりは大沢たかおが海外を旅する「ドキュメンタリー」に近いような雰囲気です。
深夜特急の作者の沢木耕太郎が世界へバックパッカーで回った時や、大沢たかおが演じた時は「インターネット」は無くて、世界は今より謎に包まれていたはずです。
今でこそインターネットが発達し「グーグルアース」などでも色々な世界の景色が見れるので、世界は少し小さくなってしまった気がします。
そんな現代に、深夜特急は旅の本来の楽しさを教えてくれるような作品です。
2. 深夜特急を読む事で人生が変わる?

人生を変えるほどの影響力がある
深夜特急は、人生を変えるポテンシャルのある小説だと思います。
なぜなら、深夜特急を読むことで、「人生の素晴らしさ」や「世界への好奇心」が最高に高まり、自分も新しいことに挑戦しようとポジティブな感情になるからです。
何か新しいことに挑戦するのは勇気が要ることだし、なかなか重い腰が上がらないと思います。
そんなあなたにも、この深夜特急は、主人公の「私」が自分より圧倒的に広い世界から色々なことを学く様子に、良い意味で影響受けると思います。
著者の人生も大きく影響を受けた
私も、この深夜特急を読んで一人旅に憧れ、実際に19歳の頃に初めて一人旅として、「香港」を訪れました。
私がまだ英語もしゃべれなかった頃、一人で海外に行くのはかなりの恐怖を感じていましたが、その時の経験は今でも忘れません。
ドラマ版の深夜特急では、大沢たかおが香港でのロケの際に、「重慶マンション」というビルの「ドラゴン・イン」に宿泊したとされています。
そして私も重慶マンションのドラゴン・インに宿泊し、自分も深夜特急の主人公になった気分になりました。笑



海外でこのような新しい経験をすることにより、さらに海外への好奇心が高まり、自分のグローバルで生きる道が定まってきました。
私の場合は「グローバルな価値観」でしたが、深夜特急を読んでから自分の好奇心がどこに行くかは、人それぞれです。
しかし、深夜特急は読んでいる人に、「新たなことに挑戦しよう!」という意欲を駆り立ててくれるのは間違いないと思います!
3. 初心者向け、おすすめの一人旅
この章では、深夜特急の小説を手に持ち、初心者にぜひ経験してもらいたい一人旅「おすすめ国」について紹介します。
おすすめ① 香港

まず初心者に自信を持っておすすめする国は、「香港」です。
深夜特急でも、一国目として訪れる国は香港でした。
香港は、東京から3時間半ほどで到着出来るのでかなり近い国だし、一人旅の一国目としては、程良いハードルの高さです。
若者であれば英語も通じるし、最悪でも漢字でもある程度はやりとりが出来ると思います。
香港では、色々な「グルメ」や「観光地」などがあるので充分楽しめると思います。
もし余裕があれば、隣国の「マカオ」や中国本土の「深セン」に行ってみても良いかもしれません。
また、興味があれば、チム・サー・チョイにある「重慶マンション」にも泊まってみても良いかもしれませんね!
私が10年前にチョンキンマンションに泊まった際は、まだまだ悪い噂がたくさんあり安全な場所でありませんでした。
最近では割と治安を改善してきたようですが、もし重慶マンションへ宿泊するのであれば、充分に気をつけて滞在するようにしましょう。
ちなみに、『香港&マカオ自由旅行マニュアル


おすすめ② タイ・バンコク

香港よりハードルを若干上げて、タイの「バンコク」に行くのもお勧めします。
バンコクへは、東京から約6時間半ほどのフライトで到着します。
「微笑みの国」と呼ばれるだけあって、タイの人はとても優しく、気候も暖かくてとても過ごしやすいです。
「トムヤムクン」や「パッタイ」など、タイ料理は美味しいし、物価は非常に安いので買い物も楽しめます。
バンコクから少しくり出せば、「アユタヤ遺跡」など観光もがっつり楽しめるので、滞在期間はガッツリ満喫出来ると思います。
タイ旅行にも、『タイ自由旅行マニュアル


「香港」と「バンコク」は、初心者にとっては非常に一人旅をしやすい国です。
一人旅の初心者であれば、まずはアジアで経験を積んでから、いずれはヨーロッパや南米などに活動の幅を広げていくのが良いと思います。
おわりに
今回の記事では、『深夜特急


深夜特急は、人生を良い意味で変えるポテンシャルのある小説だと思います!
海外に興味がある人、何か新しい事に挑戦しようと持っている人などは、是非実際に本を手にとって読んでみてください!


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今回はこの辺りで。
それではまた!