サラリーマンの不本意な配属になった際の対処法を紹介!どう立ち回る
サラリーマンには、異動がつきものです。
ある程度は自分の意思は伝えられるものの、自分の配属先は最終的には人事の手に委ねられます。
今回の記事では、サラリーマンが自分の配属先が不本意な場所になった際の対処法について、紹介します。
1. どんな環境でも学べる事はあると理解しよう
ビジネスモデル全体の一部を見る
もし自分の配属が不本意だった場合、すぐに転職を考るのは早計だと思います。
確かに、会社の一つ一つの組織を見れば、自分の理想のスキルを得たりやりたい仕事ができる環境でない可能性は、大いにあります。
しかし、自分のやりたい仕事でなくても、必ず学ぶ事はあるものです。
どんな会社でもモノやサービスや情報を売って対価を得るのが、基本的なビジネスモデルとなっています。
ある部署にて、自分の伸ばしたいスキルと関係のない仕事をしているように見えても、その場所でビジネスモデル全体の一部を見ることができます。
遠回りに見えてそれが役立つこともある
私の場合は、グローバルな営業がしたいという強い気持ちで社会人になりましたが、入社当初は完全に国内に閉じた営業をしていました。
当初は不本意な仕事だったので、入社して数週間のうちに、「もうこんな会社辞めてしまいたい」と思って仕事をしていました。
結局、国内営業の部署で1年半ほど仕事をした後、インドでの営業をする為に南インドのバンガロールへ駐在に行くことになりました。
インドへ異動してから、日本でやっていた国内での営業の経験が、すごく役に立っていることに気付きました。
お客さんの性質や言語は異なりますが、営業の仕事の全体的なサイクルは変わらず、国内営業の延長上にインドの仕事がありました。
不本意な場所で働いているのは、遠回りに思えるかもしれませんが、その場でがむしゃらにやれば、学ぶ事はあると思います。
勿論、あまりにもストレスだったり、人間関係で悩むなどどうしようもない時は転職を考えるのも良いと思います。
しかし、理不尽なストレスがないのであれば、1〜2年ほどは置かれた場所で頑張ってみることをおすすめします!
2. 人材価値を高め続けることが重要
どこでも生きられるスキル・経験を持とう
サラリーマンといえども、最終的に重要なのは自分の「人材価値」です。
スキルさえ高ければ、今後の転職や異動の際にも有利になるし、サラリーマンを卒業して自分のスキルを生かして起業することも、出来るかもしれません。
今いる場所が不本意でも、自分の「スキル」や「経験」を高め続けることを優先に行動しましょう。
上で述べたように、置かれた部署での仕事でも学べる事は沢山あります。
ただし、そこが不本意な場所であればなるべく仕事早く終わらせて、アフターファイブで自己研鑽をすることをお勧めします。
プライベートの時間も自己研鑽する
仕事を早く終わらせること自体も、テクニックが必要になります。
会議の時間を短くするために会議の進行を率先して行ったり、Excelやシステムを使いこなし作業を効率化するなど、それ自体がスキルアップですよね。
私の場合は日々の仕事を早くこなし、なるべく毎日定時の17時30分に帰るようにしています。
帰宅後はこのブログを書いたり、本を読んだり英語の勉強をしたりと、自分の知識やスキルアップのために、時間を費やしています。
安定しているサラリーマンでも、今後一つの会社では生きていけなくなる時代が来ると思います。
今いる場所が不本意なのであればなおさら自己研鑽をして、力を蓄えましょう!
3. ステップアップの為に転職をする
環境を変えて成長する
もちろん、転職をや異動を目指すのも良いアイディアだと思います。
ただし、今の環境を脱出するというより、あくまでもステップアップの為に転職するというマインドが大事です。
よく転職を頻繁に繰り返す人がいますが、そういう人は大抵の場合「ちょっとでも嫌なことがあったらすぐに次に行く」といった考えの人が、多いような気がします。
そういう転職はお勧めできませんが、自分のステップアップのための転職や異動であれば、ぜひするべきです。
年齢と人材価値の関係
日本では一般的に「転職は30代前半まで」といった事をよく聞きます。
これはあながち間違ってはいません。
雇う側からすれば、従業員のスキルを長い間会社のために発揮してほしいので、同じ能力であれば、若ければ若いほど会社にとってはおいしい人材だからです。
すなわち、「若い」という事はそれ自体が武器です。
もしスキルを伸ばせない環境で長い時間を費やすのがリスクだと思えば、年齢を鑑みて自分の市場価値が高いうちに、良い環境への転職を目指しましょう。
ただし、移動や転職は周りの環境が変わるので新たなストレスを生むことにもなります。
感情的になり闇雲に行動するのではなく、自分のライフプランをしっかりと考えて、着実なステップアップのための転職にしましょう。
おわりに
今回の記事では、サラリーマンが不本意な場所に配属された際の対処法について、紹介しました。
大事なことは、自分のスキルさえ上げておけば、環境は後から変えられるという事です。
そうしておけば、仮に環境の方が勝手に変わった際も、自分のスキルさえ高ければ、すぐに新しい環境に適用することにも繋がります。
不本意な場所にいるからこそ、自分のスキルアップを続け、市場価値を高めることを考えましょう。
このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。
今回はこの辺りで。
それではまた!