ファッションを学びにフランス留学はあり?現地留学生に実態を聞く
ファッションに興味があり、ファッションを学問として学ぼうと考えている人はいませんか?
今回の記事では、花の都と呼ばれるフランス・パリへファッションを学びに留学することについて、
現地で高級ブランドビジネスを学んでいる、ムンニ・モナリザさんからの情報を元に、ご紹介します。
1.花の都パリ。街は芸術そのもの。
花の都と呼ばれるフランス・パリは、街そのものが完成された芸術のように美しく、とても整然とした景観が作られています。
また街の店やカフェ、あるいは広告に至るまで、どこを切り取っても絵になります。
そんなフランス・パリでは、シャネルやエルメス、またルイ・ヴィトンなど、多くの高級ブランドが誕生しました。
シャンゼリゼ通りやエッフェル塔を筆頭に、パリにお洒落な景観は映画の舞台としても多く採用されています。
2.パリでは最先端ファッションを本格的に学べる
高級ブランドはフランスの産業でも重要な位置を占めており、フランスではデザイン、パタンナー、スタイリスト、ファッションビジネスなどファッションに関連する学問を本格的に学べる学校が数多く存在します。
今回の案内人のムンニ・モナリザさんは、パリのIESEG経営大学院にて、高級ブランドに関するマーケティング、プロモーション、セールスなどのファッションビジネスを学んでいます。
IESEG経営大学院では英語で授業が行われるので、フランス語が出来なくても英語さえ出来れば問題ありません。(英語は必須ですが)
クラスの9割が中国や周辺ヨーロッパ諸国からの留学生で、フランス人は1割程度とのことです。
クラスの殆どが外国人で締めるほど、フランスのファッションの学問は世界中から注目されています。
IESEGのカリキュラムには、フランス語のコースもあります。
フランス語の出来ない外国人でも、フランス語を一から学べるようになっており、その後フランスで働きたい人の基礎語学力を作ることも出来ます。
IESEG経営大学院における「Master of Science in Fashion Management」コースは1.5年間の修士プログラムです。
1年はキャンパスで座学を行い、最後の半年間は現地のブランド企業でのインターンシップを行います。
学問を体系的に学べるだけでなく、現地のブラント企業で実務を経験するチャンスがあるのは、まさにパリでファッションを学ぶことの醍醐味とも言えます。
興味を持った方は、以下IESEG経営大学院のサイトを見てみてください!https://www.ieseg.fr/en/
3.パリは学生に取って優しい街?
パリは学生にとって住み易い街なのでしょうか?
ヨーロッパは一般的に物価が高いイメージがあり、確かにパリも総じて物価が高く、普通に生活するのであればそれなりに大変です。
しかし、パリは学生は色々な機会で優遇されることが多く、学生にとって優しい街と言えます。
例えば、学生はnavigoと呼ばれる定期のパリ市内なら何処でも行けるものを、350ユーロ(約42,000円)で1年間分買うことが出来ます。
この定期があれば、メトロやバスが乗り放題でパリ市内を自由に移動でき、観光や買い物に行くにも毎回の交通費は心配要りません。
また、大学が学生向けに食糧の供給を行ったり、ルーブル美術館は金曜日 18 時以降は 26 歳未満の入場無料となるなど、パリでは現地市民か留学生かを問わずに、学生(若者)に対するサポートを積極的にやっている印象があります。
またこれらの優遇措置に加え、パリではルームシェアは当たり前の文化なので家賃もかなり抑えることが出来ます。
ムンニ・モナリザさんは留学当初、家賃が毎月たったの100ユーロ(約12,000円)の安い物件でルームシェアをして他の学生と一緒に住んでいました。
留学には相当の大金が必要だと思われがちですが、パリでは学費さえ払えれば生活費は極小に抑える事が出来ると思います。
ファッション好きな方へパリ留学のすすめ
以上、IESEG経営大学院の話を中心に、パリでのファッション系の大学への留学について、お話しました。
東京では原宿や表参道など、ファッションを代表する街があり、若者は競い合うようにお洒落をします。
しかし、日本ではファッションはセンスとして自然に身に付けるものであり、学問として本格的に学べる機会は少ないのではないかと思います。
ファッションが好きな人は、フランスでの本格的なファッションの勉強を考えてみても良いのでは無いでしょうか。
このブログでは、留学・英語スキルアップ・海外ビジネス・海外旅行など、皆様の為になるグローバルに関する様々な有益情報を発信させて頂きます。
今回はこの辺りで。
それではまた!